暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
11部 少女たちの戦いは続く・・・
1章 準備
戦技披露会間近
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 今日はチームナカジマ全員で練習らしい、
ノーヴェに聞いたらスバルも見学に来るらしいから俺も会いに向かった。

「久しぶりスバル」

「綾さんも来たんですか?」

「何?来たらダメだった」

「そんなんじゃないですよ」

「暇なの?結構な頻度で来てない?」

「忙しいですよ、本当にどうしたんですか?」

「これを一人の時に見ておいて」

「え!そんな綾さん、なのはさんがいるのに」

 手紙だったのがいけなかったのかと思いながら、見様見真似の御神流の徹を入れたチョップをお見舞いした。

「イタイ・・・なんですかこの痛みは・・・」

「なのはの実家の武術の見様見真似、まだうまくできないんだけどね」

「すごく痛いんですが」

「スバルが馬鹿なことを言ってるからでしょ」

「これ、なんですか?」

「今私が面倒なことに巻き込まれてるの知ってるよね」

「知ってはいますが、その情報ですか?」

「だね、デバイス経由だと抜き取られる可能性があるから、紙ベースでね」

「了解しました。でも」

「手を貸すのはついでで良いよ
頼みたいのはみんなの事だよ」

「わかりました。」

 俺らの前で若い競技者がランニングをしていた
丁度その会話が聞こえてきた。

「ミウラさんも合流次第協力体制だそうです。
私もお手伝いしますよ」

「リオさんとコロナさんはありがとうございます
でも、ヴィヴィオさんはダメですよ
自分の試合に集中してください」

「うう・・・でも、でも、私のはエキシビションですし!」

 アインハルトはヴィヴィオの頭に軽く手を乗せ言葉をつないだ。

「でも、大切な試合でしょう。
それぞれに大事な試合を目指してなんてことはこの先何度もあるわけですから、
一緒に歩いていきましょう。
あなたが自分のために頑張ってくれるのが、私の励みになりますから」

「はい」

 俺らはその会話を聞いて

「まーあの先輩っぷり
街角であたしに喧嘩売ってきたり
ヴィヴィオをボロクソ言ってた時の映像残ってたら再生してやりてーな」

 ノーヴェの言いたいこともわかる

「頭を抱えてじたばたするか、真っ赤になって硬直するか・・・見ものですねぇ」

 スバルの言うように、どっちかだろうな

「あはは〜」

 それを聞いて完全にマネージャーになったユミナは笑っていた。

「何?ノーヴェ観たいの?」

「え!綾さん」

「取ってるに決まってるでしょ、ねぇティア」

≪もちろんです綾様、全部映像として取ってありますよ≫

「見せてやりたいのはやまやまですが、それで調整が失敗したらシャレにならないので、勘弁してください」


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