暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica25-Aインターミドルの好敵手〜Rival〜
[7/7]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
った後、フォルセティから、ミウラさんはそういう子だ、っていうのは聞いてたけど・・・。
「ボク、もっと強くなりたいです。・・・ボク、昔っから不器用で、ドジばかり繰り返すダメな子だったんです。だから自分のことが本当に嫌いで・・・。自分に自信を持つことも、人に褒めて貰えるようなこともなくて。だけどザフィーラ師匠やヴィータさん、八神家の皆さんと出会って、ストライクアーツを始めて・・・。初めて充実した時間を得られたんです」
それが、ミウラさんの起源みたい。わたしも「初めはママ達との約束でした」って、自分の起源をポツリポツリと話した。強くなるっていう約束から始まったわたしも、今やチームナカジマのリーダーで、一緒に頂点を目指す仲間と鍛錬の日々。当時のわたしは思いもしなかっただろうな〜。
「そうなんですか〜」
「格闘技を始めた理由を教え合ってるの? あたしは、実家が春光拳っていう拳法の道場で、格闘技が生活の一部でした!」
「えっと、わたしはヴィヴィオ達と一緒に居たくて・・・。ストライクアーツを辞めちゃったら、友達関係も終わっちゃうんじゃないかって馬鹿な考えしてたんだけど。今は楽しく一緒に頑張ってます♪」
「・・・私は、覇王流が最強の戦技だということを世界に示すためですね」
リオとコロナがそれぞれ起源を話した後にアインハルトさんへと視線を向けたから、アインハルトさんもそう話した。最後にルールーとリヴィが、「我が家が経営してるホテルアルピーノの宣伝のため!」って力説したところで、「面白そうな話をしているね」ってミカヤ選手とノーヴェがやって来た。
「あ、ミカヤ選手は・・・」
「ミカヤで構わないよ、ヴィヴィオちゃん。私が天瞳流の門を叩いたのは、ある人に憧れたからだ。自分の身の丈ほどもある刀を振るって悪を倒すその姿が、子供心に強烈な印象を与えた。私もあの人のように刀で強くなりたいと、ね」
その思い出を懐かしむように目を伏せて微笑むミカヤさん。その憧れの人って誰なのかが気になったわたし達は、「誰なのか教えてもらってもいいですか?」って聞いてみた。
「ん? ああ、構わないよ。その人というのは・・・」
ミカヤさんがそこまで言いかけたところで、「おっす〜♪」って挨拶と一緒に、「シャルさん・・・!」がジムに入ってきた。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ