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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
ヤマト発進!
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俺も素で答える。
「終わるわけ無いだろう。
人の歴史は戦争の歴史だ。
戦って、戦って、戦い抜いたからこそこんな所まで来た。
それが宇宙という舞台に移っただけの話だよ。
いずれ、また戦いが起こるさ」
今回のサーシャ帰還に伴って、イスカンダルを仲介としたガミラスと俺達バーナード星船団、地球、ブローグ・コモナリティ、モンカラマリ等との講和会議の交渉が用意されていた。
そのため、この船にはそれぞれの外交団も乗り込んでいる。
こちらもヤマトに新たな全権大使として自動人形Sfを製造し送りこんでいた。
ボラー連邦にも声をかけたが、彼らはガミラスとまだ戦争をする事を選び、この交渉に乗ってこなかった。
それで得られる平和の時間はどれぐらいなのか?
まだ、ガトランティスやティンキルなんて化物国家が割拠しているのがこの世界のこの宇宙だ。
「おねーさま。
いいでしょう♪
私の船よ♪」
「はいはい。
いい船よね。あれは」
いつの間にかやってきて叢雲にじゃれ付く東雲愛歌に叢雲は邪険に扱うことはせず、自慢する愛歌をあやすように彼女の船であるヤマトを見つめる。
実際、彼女一人で操れるワンマンシップなのだが、攻撃を受けた時の修理や、危機対処等のマルチタスクではやっぱり人間の方が便利なのも事実。
乗員5000人の他に、ドロイド2000体を搭載し、そのコントロールすら愛歌は行うことができた。
「それでも、その戦いが起こる前の少しの平和がきっと人類を更に先に進ませる。
俺はそう思っている」
後ろから声がしたので振り向いたら真田志郎が新見薫と共に立っていた。
昔のようだとふと思った。
「探したんですよ。
進水式が始まりますから集まってください!」
新見の声に俺達は式典会場に向かう。
「なぁ。
叢雲。
俺達はうまくやったのかな?」
俺の呟きに叢雲は笑って言い切った。
「ええ。
たとえ女神が否定しても、この私が保証してあげるわ!」
(ええ!
あなたはよくやってくれました!
だから残りの人生面白おかしく過ごしてくださいね♪)
「っ!?」
叢雲には聞こえなかった女神の声に俺はただ苦笑した。
そして、叢雲の肩を抱いて俺達は会場に入ってゆく。
「では、外宇宙探査実験艦ヤマトの進水式を始めます!」
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