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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十一話 合流 1
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アなんかを使って何とか逃げ回って」

「どんな手を使っても、決まった攻撃を入れる事ができれば撃墜になります」

ティアナ、キャロが続ける。

「あ、ちなみに、死んだフリは通用しませんでしたから」

「試したんだ、アスカ」

ギンガが呆れ顔でアスカを見る。

「はい……地面とサンドイッチの紫電一閃は、もう二度と喰らいたくはありません……」

その時を思い出したアスカが、ガクブルする。

「ふふ。ギンガはスバルと同じく、デバイス攻撃ね。左ナックルか蹴り」

そのやり取りを見ていたなのはが、笑いながらルールを説明した。

「……はい!」

ランク差はあるが、またとない腕試し。ギンガの顔に闘志が漲る。

「じゃあ、やってみようか!」

「「「「「「はい!」」」」」」





数十分後。

フォワードチームの全滅で模擬戦は終了した。

「はい!じゃあ今日はここまで!」

「全員防護服解除!」

最後まで残っていたなのはとヴィータが終了を告げる。

「「「「「はい……」」」」」「……」

息も絶え絶えのスバル、ティアナ、エリオ、キャロ、ギンガ。

そして、虫の息のアスカ。

「ふむ、惜しい所までは行ったな」

「あともうちょっとだった」

隊長チームで先に落とされたシグナムとフェイトがフォワードに近づく。

「あぁ!最後のシフトが上手く行ってれば逆転できたのに!」

「あー!く〜や〜し〜い〜!」

かなり良い所まで攻め込んだにも関わらず、最後まで隊長達の余裕を奪う事ができなかった。

それを悔しがるティアナとスバル。

「いや、それよりアスカは大丈夫なの?なんか、煙出てるよ?」

ギンガが倒れたままピクリとも動かないアスカを指さす。

「アスカー、終わったよー」

スバルがユッサユッサと揺さぶるが、アスカは起きあがらない。

スバルがティアナの方を見る。そして、キリッとした顔でこう言った。

「返事がない、屍のようだ」

「わー!アスカさん!」「キャロ!ヒーリーング、ヒーリング!」

キャロとエリオが大慌てでアスカに駆け寄る。

「だ、大丈夫なの?」

さすがに心配になったギンガがスバルとティアナに尋ねる。

「えぇ、大丈夫です。非殺傷設定ですし」

「いつもの事だよ、ギン姉」

何事もなかったかのように答えるティアナとスバル。すると、

「ゴルアァァ!お前等!少しは心配しやがれ!」

キャロのヒーリングを受けていたアスカが飛び起きる。

「ほらね、大丈夫ですよ、ギンガさん」

ティアナが涼しい顔で答える。

「大丈夫じゃねぇよ!マジでお花畑が見えたぞ!」

「大げさだなぁ、
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