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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十一話 合流 1
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キャロの言葉に、オレもティアナも頷いた。
「ああ。スバル、お姉ちゃん子だからね。ギンガさんも、スバルに結構甘いし」
結構甘くてこの戦闘かよ!おっかなすぎるぞ!
「だから全力でぶつかり合えるって、どれだけ考え方が筋肉なんだよ……」
思わず呆れた声を上げちまったよ。その考え、漢の考え方だぜ。
オレの言葉に、ティアナ達が苦笑いをした。どうやら、同じように思っていたらしい。
「スバルはだいぶ使えるようになったな」
シグナム副隊長が、高町隊長に話しかけた。
「入隊以降、ずっとクロスレンジの基礎固めをしてきましたから」
高町隊長が、教導官として教え子が褒められた事が嬉しいのか、微笑んでそれに答えた。
オレも、あんな風に隊長を笑顔にする事ができるのかな?と余計な事を考えてしまう。
「アタシとなのはが、毎日毎日ブッ叩いて鍛えてるしな。あれくらいは……」
素っ気なくヴィータ副隊長が言うけど、満更でもなさそうだ。
オレもブッ叩かれてますけどね!デッドラインギリギリまでね!
シグナム副隊長とシスターがいる時は、うっかりライン超える事も何度かありましたしね!
攻撃力や機動力はスバルに負けるけど、防御力と耐久力ならそれなりに鍛えられている自負はあるが、目の前のバトルをみてるとそれもまだまだだなと思う。
それだけ、スバルとギンガさんの模擬戦は凄い物だ。
そのバトルがさらに加速する。二人は互角に打ち合っているように見えるが……
「ん?終わるか」
オレがそう言ったと同時に、二人は停止した。
スバルはリボルバーナックルを脇に構えて、ギンガさんはナックルをスバルの顔の前で止めていた。
一息間の差。
それが明暗を分けた。
「はーい、そこまで!」
高町隊長が終了を告げる。
「あぁ!スバルさん、惜しい!」
エリオが残念そうな声を上げる。いつも一緒に訓練をしているから、スバルに感情移入してしまうのはしょうがないか。
でも、本当に凄いバトルだった。
もしギンガさんと模擬戦をしろと言われたら、素直に辞退しよう……
outside
「いいね、いろいろ上手くなった」
思った以上にスバルが強くなっていた事に、ギンガが笑みを漏らす。
「あー。まだまだ全然!」
全力でぶつかって、力及ばず。スバルはガックリと肩を落とす。
「そんな事はないよ。さあ、戻ろ」
いい勝負をした事で満足しない妹に、ギンガは頼もしさを感じていた。
「反応は悪くなかったぞ。スピードが追っつかなかったか」
「あ、ありがとうございます」
模擬戦を終えて戻ってきたスバルは、ヴィータのアドバイ
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