修行
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をかざした。
次の瞬間、リアス達の周囲を囲む様に膨大なエネルギーによって創り出された結界と思しき壁が半円の形で現れる。
その透明な壁は瞬く間にリアス達を包み込み、周囲の空間と隔絶した空間を創り出した。
「次は修行を行うための武舞台の創作ですね」
神と呼ぶに相応しい超常の力を振るうウィスに対して言葉を失うしかないリアス達
そんな呆然とするリアス達に対してウィスが杖をかざしたことでウィスのエネルギーが彼女達を包み込み、宙へと浮遊させた。
驚きを隠せないリアス達を視界に収めながらウィスは眼下の地面にまたしても杖を振るう。
ウィスは正方形を描く様に杖を動かし、"武舞台"を形成させていく。
途端、ウィスが杖を振るった眼下の箇所から次々に岩石と思しき素材で創り出された"武舞台"が創り出されていった。
升目が刻まれ、岩石が着々と積み上げられていく。
「広さはこんなものでしょう。大きさは約50メートル四方と言ったところでしょうか」
最早何でもありな光景だ。
リアス達は既にウィスに対して考えることを止めた。
だが、これで全ての準備が整った。
ウィスは今なお呆然とするリアス達に向き直り、その紅き瞳で見据える。
「さて、それでは……
先ずは周囲一体の雑草を刈ってください」
ウィスの両手には人数分の鎌と籠が
─その場にリアス達の呆けた声が響いた─
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