幕間劇その1
壊滅した冒険者パーティ×一目惚れした理由と王都への用事
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な。ついでに聞くがその伯爵ってこの前処刑された奴か?」
「ええそうですよ。何でも国家反逆罪で処刑されたと」
死んでも置き土産置いてったアイツかよ、騙された子爵にも同情してしまうが神の力で浄化しとく。特に呪われた屋敷ってのも解体予定で、これから浄化するとこだったので俺がやっといた。
「一真さんは何やらお疲れみたいですが」
「何、ギルドの依頼をやっただけで疲れただけだから気にすんな」
「そうですかい」
リビングアーマーも呪われた屋敷も解体作業は滅だけで終わらせてしまい、少々暇な時間があったのでドランさん達が行く娼館ではなくプトレマイオス神国に居る者らとシた。
これでも男だし、最近シてないのも四人娘がいる所為かも。宿屋『銀月』に到着後、荷物を下ろし始める。食料品や日用品と酒樽。
「お帰りなさい。安く買えた?」
「おうよ。あ、うんとそんなに安くなかったな。まあこれだけあればしばらくは持つだろう」
「そうなの?王都も不景気なのかな?」
ミカさんが俺らを出迎えると馬車に乗ったバラルさんを見送り、店内に買い物を運んでいく。転移魔法で行くからすぐ帰って来ると思ってたらしく、適当に言ってその場から逃げたドランさん。
ミカさんから聞かれたが特に答える事なく、俺も遊んでいなくて王都で仕事してたら遅くなったと告げると納得半分疑問半分。仕入れの金額を誤魔化された事があったらしく、もしかして?と思い擂り粉木持って裏庭へ。
「ドランさんの鞄から娼館のチラシが山ほどあるなこりゃ」
『どんだけ溜まってるか見りゃ分かるが、相棒もだろ』
「しょうがねえだろ、最近シてないんだし」
俺も疲れたからさっさと部屋へ行くと琥珀が寝てるところにダイブ。色々と疲れたが一つだけ言えるのは、王都へ行くと必ず娼館へ寄るドランさん達だと分かったから二度と付いて行かない事を誓った。
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