幕間劇その1
壊滅した冒険者パーティ×一目惚れした理由と王都への用事
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る国を持ってきただけだし、魔法も剣術も技術も他国より優れてる国家?なのか。ずっと盗聴器で聞いてたからくしゃみすら出なかったけど、噂を誰かがしてたとしても風によって丸分かり。
俺らは王都にいる。ゲートを使って仕入れの手伝いを頼まれたので同行してるだけ、宿屋や武器屋を始め何人の店主共同の指名依頼から。
「おやあ、王都何てあんまり行かないからなあ」
「しかも日帰り出来るってんだから有難い」
「俺らが乗ってる馬車が大きいから結構な量を買う様子だけど、何か別行動がありそうだ」
リフレットにある馬車では最大級あり、武器や食料を買い込むのと五時間後にここで集合らしい。久々の王都で少しくら羽目を外したいし、俺ら全員男と言う事は一つしかない。娼館だ、ウキウキしながら各女房には内緒にしてくれと頼まれる。
「一真さんは来ないので?」
「俺の事は気にしないで楽しんで来いよ、じゃ、五時間後にここで集合な」
足取りを軽くした男共は大通りの方へ行ってしまい、俺は嫁もいるし側室もいるし仮にベルファスト王国の姫と婚約予定なのだから。琥珀は四人娘にもみくちゃされて疲れてるだろう。
やはり王都はリフレットと違い、獣人や亜人と言う種族が多く集まってるのは新興国ミスミドと友好関係を築こうとしてるから。たまには違う依頼をしてみるのもいいかもしれん、何も魔獣討伐ばかりではない。
「ギルドに行って簡単な事でもしてくるか」
『王都の冒険者ギルドはリフレットと違うな相変わらず』
依頼が張ってあるボードの方へ行く、人が少ないのは既に出発してるからかもしれん。子守はまあイケる口だが、古屋敷の解体作業なら何とかなりそう。早速解体作業のを受付へ持って行き、現場は王都から西区と言われる富裕層が多い隅っこに。
古びた屋敷がかなりあるが解体作業始まっていて、現場監督の親方に挨拶すると俺が使う滅を使ってほしいと頼まれた。他にもあってどれも持ち主が亡くなっていて空き家で全て処分したいとの事。
「と言う事で作業してる者は全員離れろ!巻き込まれても知らねえからな!」
「滅を使って使えそうな物があれば目の前に出すから、では行くぞ」
滅を使って使えそうな代物があるかスキャンしたらどれも使えないような武具があったり、リビングアーマーと言う無念の死を遂げた怨霊や亡霊の魂が鎧に宿るアンデッドも消し去る。
「どうですかい?」
「使えそうなもんは何もないな、あるとしてもリビングアーマーぐらいだ」
「リビングアーマー・・・・恐らくこの屋敷は元々人の良い子爵の持ち物だったらしいんですが、悪い伯爵に騙されて屋敷も財産も全て奪われてしまって家族を道連れに心中したとか」
「なるほど、子爵の怨念が強いからリビングアーマーがここにある理由だ
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