幕間劇その1
壊滅した冒険者パーティ×一目惚れした理由と王都への用事
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に見せる・・・・ほう、いい反応するね〜でもこれで二度と俺らに関わらないでくれない?そうじゃないとこれを王都までバラ撒きしに行くけど、また襲ってきたら今度は死を与えるから」
「容赦ありませんね一真さん」
「これでも相棒は手加減している・・・・本気出したらこの世の終わりだ」
「この世の終わりでござるか、そう言えばコイツらが来たと言う事は『毒蛇』って言う冒険者パーティーは」
「大丈夫さ、今頃『銀月』の前で転がる奴らが予知しなくとも分かる。一応行ってみるか」
未来予知しなくとも分かるが、一応エルゼとリンゼが心配だったので行ってみると想定内で『銀月』前の通りで転がっていた。何でもドランさんが言うには、将棋を指してたらエルゼ達を出せと言ってお引き取りを、と言ったのにドカドカと入ってきたから相手したら伸びちゃったんだと。
これでも冒険者か?と思う程の弱さだったみたい、二人が強いのはガタイと宿屋と武器屋やってるから荒くれ者を相手にすんの慣れてたから。逆恨みで襲ってきた輩に対してドランさんは屑野郎ならもっと痛みつけてもよかったらしい。
「一真さん、これ片付けてといてね」
「分かってるよ、コイツらをさっき居たところまでゲート使うか」
そう言って魔法無しでもコイツらをゲートに放り込み、街道に『鋼の牙』と同じ事をさせる。裸にさせて木にグルグル巻きにして、看板に同じ事を書いて写真撮って脅しての放置プレイ。
何か泣き喚いてたけどシラネ、ドランさんとバラルさんも元冒険者の青ランクだった事が後々になって判明した。赤までは行かなかったが、どちらもソロパーティーで活動してたから強い訳ね。
『あのアホ共と同じランクとは思えないな』
『そうだな。喚き続けてるが』
コイツらを無視してゲートで帰還したが、次の日になって『銀月』の食堂で八重とユミナから聞かされたエルゼ。リンゼはまだ調子が悪いみたいだ。
「しかしあれは見ものでござった、何せ銃器だけで片付いてしまうぐらいだった」
「確かショットガン、でしたっけ?アレだけで大男すら吹っ飛ぶぐらいに」
「ああ、これね。触れさせたいけど扱いに間違うと危ないから、結局二つのパーティーを潰した事ぐらいかな。脱兎の如く逃げたらしい」
ショットガンを見せるだけでも危ないが、引き金引けないようしてるから問題無し。俺がやった事も広まったが悪名ではないからホッとしている。だがちょっかいを出してくる輩は居ないと思う。
ギルドもそうだが、二つのパーティーには含むとこもあったから何も咎めなかった。大の大人が泣く程だったから多少引いたとユミナが言ってた、あの輩にはまた報復受けないよう痛みつけただけ。
ところでこの話とは別のがあるんだが、どうもエルゼ達から見ると一国の王女が
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