幕間劇その1
壊滅した冒険者パーティ×一目惚れした理由と王都への用事
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間連れて仕返しに来ると思う。だがアンタの実力なら問題なさそうだ」
「ここでは有名な冒険者パーティーだったか、ま、他パーティーと交流しない俺らだが青ランクでも強さは雑魚だと聞いている」
軽い仕返しは来るだろうと思ってたが、まさかこんなにも早く来るとは思わなかった。ショットガンだけでビビるから来ないかと思ってたのに、仲間連れて来たとかバカだろコイツら。
「一体何をしたでござるか?」
「雑魚相手に何したか覚えてねえがコイツらは覚えてるんだろうよ」
エルゼとリンゼの姉妹合せて体調不良となって、ユミナと八重の護衛として遠くから見てた俺。東の森での討伐依頼、風狐と言うカマイタチを操る狐だけど倒す事自体問題なかった。討伐部位の尻尾を切り取って合流したとこでコイツらが来た。
「よお、昨日は世話になったな」
「・・・・誰だ?」
「昨日お前にやられた『鋼の牙』のメンバーだ、ウチらの沽券に関わるんでな。きっちり落とし前は付けてもらうぜ!」
「因縁のある相手を多数で襲うなど人間として屑の部類に入る方々だと思いますが、どうしますか一真さん」
ハゲらを見てたユミナが毒を吐いたからなのか、それとも十二の小娘相手にこき下ろされて怒り心頭になったのか、正当防衛になるから殺さなければ問題はない。
「さっさと片付けるためには俺一人で相手するから、二人は後ろで見ててくれ」
「舐めてんじゃねえぞ小僧!?」
「舐めてねえよ、クソガキの分際が。格の上ってのを見せてやるよ」
「何を・・・・うわああぁぁぁぁ!」
風刃の舞で一気に倒したのか、相手が得物出す前に片付いてしまった。先程のカマイタチではないが、風の精霊王から力を貸してもらえなくとも片付けられたが。
「こ、こんなバカな・・・・!俺達は青ランクの冒険者だぞ!何でこんなガキ共に・・・・」
「いくら青ランクだろうと俺から言わせれば雑魚中の雑魚だ、本気のホの字も出せない相手にはドライグ」
「おうよ。俺の相棒に向けた事を後悔するがいい!」
「ぎゃー!?」
「がっ!?」
ドライグの火炎球と尻尾攻撃により壊滅状態となった。いつか殺してやる、と言うセリフ吐く前にドライグの覇気と殺気だけで気絶してしまったが。この手の輩に何言っても無駄に終わる。心折らせる方法ならいくつもあるけどな。
「流石にこれはやり過ぎなのでは?と思ってしまうでござる」
「このぐらいしなければドライグは許しても俺が許せないから」
リフレットの街道に柱を立てて、裸にさせた『鋼の牙』の男達をグルグル巻きにして木に吊るした。逆さにすると頭に血が登るから止めといたけど、看板には『冒険者パーティー「鋼の牙」パーティー募集中』と。
「看板立てて印刷済みのをコイツら
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