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異世界は神皇帝と共に
第1巻
新たな仲間×白帝との契約
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】」

呪文唱え終るとユミナの影から銀色の狼が五匹、嬉しそうに尻尾振ってるからユミナの番犬かな。

「この子達にも探してもらいます。離れていても私と意思の疎通が出来るので発見したらすぐ分かります」

「じゃ、私らも準備しながら待つとしますか」

「ところで一真さんはいつも離れた場所で見守っているのですか?」

「そうなのよ。あたしらが討伐依頼するといつも離れた場所にいてね、ヤバい時しか助けてくれないのよ」

「剣術も拙者より隙が無いし、何より銃と言う遠距離からの攻撃をしてくるでござる」

何か言われてるがスルー、魔獣と契約すれば習得できる召喚魔法。戦って力を示したり自分の問いに答えろと言ってくる魔獣もいる。そう考えていると見つけてくれたようだが、五匹なのに十匹いるとか。

「十匹・・・・どうする?依頼は五匹だけど」

「一気に殲滅する方がいいと思いますし、もし逃がしたとしても一真さんがトドメを刺すと思いますから」

前衛はエルゼと八重、後衛はリンゼとユミナとして動く。ユミナの弓矢が当たった時に素早く首の頸動脈を斬る八重、突っ込んでくる魔獣をリンゼのファイアストームにて黒焦げになって弱ったキングエイプを前衛組が倒す。

「森の奥から五匹出てきたわよ」

「奥に一匹いますが、恐らく様子見だと思います。何しろ他より大きいみたいですから」

「【ブースト】!」

身体強化魔法発動させたエルゼが懐に飛び込み、腹部を連続で強打してる間にユミナの狼達が襲い掛かる。残り四匹。

「【雷よ来たれ、白蓮の雷槍、サンダースピア】!」

「【炎よ来たれ、紅蓮の炎槍、ファイアスピア】!」

ユミナとリンゼの魔法が放たれた風属性と火属性、二本の槍が二匹のゴリラに突き刺さる。貫かれた事で倒れるが、あと二匹と言う事で俺がドライグの背から飛び降りてスナイパーライフルで頭を狙い撃ち。

「さて、残りはあと一匹か。コイツらのボスと言う事か」

「こんなにデカい魔獣倒した事ないわ、普通なら逃げ出すけど」

「俺の剣一撃で葬ってやるわ、はあああああ!」

「凄い、剣を抜いたと思ったらもう倒してるとは流石一真さんです」

十匹のキングエイプを倒したが、正直狙撃と剣による一刀両断する技術持ちはこの国では俺しか出来ない技。ユミナの影に狼達が飛びこんで消えていくが、ドライグが着地して四人娘を乗せた。

「あの、私、どうでしたか?」

「実力的には問題ないし魔法もなかなかの物、後方支援は助かるわ。一真から見てどう思ったの?」

「四人だけのパーティーなら問題なくランクアップするだろう。ま、俺の出番は後方支援だけだし第一試練はクリアと言っておく。今後も精進するように」

「確かに一真さんの魔法や銃を使えばあっ
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