第1巻
新たな仲間×白帝との契約
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ントは魔力をぶつけたソーマ式においてのエドスの変化を・・・・と読めるが理解する事は時間がいる」
「誰も読めなかったのですけど凄い!これで研究が飛躍的に、すいませんがこっちのを読んでもらえますか!?」
「落ち着けシャルロッテ」
読めると言ってもグラサンによる翻訳モードで読んだだけだし、夢中になる事もいいが俺を何だと思ってるのやら。俺の言葉で我に返った宮廷魔術師は赤く顔を染めて俯いてた。
「シャルロッテが古代精霊魔法を研究してると分かってしまうが、俺は言語翻訳者ではない」
「すいません、今までは単語を一つ一つ見つけて解読に当てるとか長い年月をかけても間違った解釈した状態だったのですから。ぜひ解読に協力してほしいです」
「これを使えば翻訳が早くなると思う、このアイテムを使えば読めると思うぞ」
「これですか?ただの眼鏡にしか思えないのですけど・・・・『魔素における意味のある術式を持たないデゴメントは、魔力を・・・・』読める、私にも読めます!」
「それは俺達が持つ翻訳アイテム、もしよければ使ってくれ。古代文明パルテノでも今まで翻訳できない言語を読めるアイテムだ。効果は永久的だけど」
ま、普段使わないアイテムだから使ってくれるなら有難い。シャルロッテは早速研究を始めたいからと部屋から風のように去って行った。
「あの子は夢中になると他の事が見えなくなってしまうところがあってしまってな。魔法に関しては我が国一の才女なのだが」
「あら、そこがあの子のいいところですわよ?」
「喜んでもらえただけでも良しとします。アレは正直言って使用者が余りいなかったもので」
トリストウィンの困った顔を見てクスクスと笑うユエル、それを見ながら冷めてしまった紅茶を飲んでた。さっきからじーっと見られてたのは知ってたが、顔を見ると赤く染まっていたと思えば席から立ち上がり二人に向く。
「どうしたユミナ?」
「お父様、お母様。私、決めました。こちらの織斑一真様と結婚させて頂きたく思いますっ!」
「もう一度言ってもらえるか、ユミナ」
「ですから、こちらの織斑一真様と結婚させて頂きたいのです。お父様」
「あらあら」
「一応聞くが理由は何だ?」
「お父様を救って頂いただけではなく、一真様は周囲に笑顔をさせてくれます。アルフレッド叔父様やシャルロッテ様、皆を幸せにしてくれます。そのお人柄もとても好ましく、私はこの人と一緒に人生を歩んでみたいと・・・・初めてそう思えたのです」
「・・・・そうか。お前がそう言うのであれば反対はしない。幸せにおなり」
「お父様!」
何か勝手に話を進められると困るので、仮に一国の姫をプトレマイオス神国大公と結婚させてもいいのかと。するとユミナが認めた理
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