第1巻
新たなデザート×対ドウター擬き戦
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ドッグなどもある。
「ふむ、索敵を使ってみたら一つ引っ掛かったのがあったぞ」
「それは【サーチ】のような魔法ですか?」
「違うと言っておこう。財宝や歴史的遺物でもないが、何かある事しか言えんな。こっちから感じる」
「この瓦礫の下でござるか」
瓦礫を片付けるのではなく空間切断により下へ行くと両扉がある。鉄で出来た扉は錆びてない、恐らく瓦礫に埋まってたからか鉄ではないのかも。ポケットからライトを取りだし、リンゼは魔法のライトを使って石の階段を降りる。
とりあえずこの迷宮をスキャンしてみると結構広い事が分かるし、幽霊とか出そうだなと思えばエルゼと八重はその類いを信じてそうだ。その証拠に俺の服を引っ張ってる、リンゼは平然と進んでるから度胸あるな。
「ほう、これは古代文字なのか?」
「私は全く分かりません。古代魔法言語でもなさそうです」
「正面の壁一面に歴史的遺物なのだろうが、俺が引っ掛かったのはこの奥っぽいけど扉とか無さそうだ。一応スマホで撮っておこう」
「記録でござるか」
「それも便利だけど私達には使えないもの。あたしらに使えればいいんだけどね」
「これは我が神国で作られた技術だから触らせる訳にはいかんのだ」
フラッシュモードにして何枚か写真を撮るが、皆もだんだん慣れてきてよかった。壁画を全て撮影してるとエルゼから声がかかる。
「ねえ、ちょっと!皆ちょっと来て!」
「何お姉ちゃん・・・・これは魔石ですね。土属性の魔石ですから魔力を流すと何かが起こると思います。仕掛けか罠かは分かりませんが」
「なら流してみるが、一応皆は下がってくれ」
こんな見え透いた罠だと思うと設置した者がバカなのかもしれんが、何らかの起動キーなのかもしれん。一応だから下がらせて魔力を流すと目の前にあった壁が砂となって穴が空いて派手な開閉ドアが出現する。
奥に行こうとしたらドウター反応が、ゲートかと思えば封印された魔物反応かもしれない。ソイツが動き出す前に倒しておこう、三人娘をゲートで外に出した後は魔力でわざと復活させてから一刀両断。
「ふう、三人娘を先に逃がして正解だなこりゃ」
『こちらトレミー、恐らくドウター反応出てたのはソイツの可能性が高いかと』
「やっぱりか。この赤い核が魔法を吸収して再生能力を得る魔物、魔石と関係がありそうだ」
『分析した結果、ドウター反応があったのは魔石のようです。ただ本来ならゲートから出るドウターではないので、恐らく古代にいた一体を封印したんだと思います』
他人の魔力吸収により再生能力と防御を使った方法だとするなら、だが俺が倒すドウターではないのなら三人娘らに倒すヒントだけ出せばよかったのか?とりあえずゲートで上に戻った後、一体何が
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