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異世界は神皇帝と共に
第1巻
新たなデザート×対ドウター擬き戦
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ろ最後に持ってかれたのは一真なのね」

「そうしないと私達が弱いままでは困りますけど・・・・」

「俺の力は金ランクより上だと言う事は理解してもらいたい、一角狼の大群が一緒だと言うのも想定内だったが」

エルゼにリンゼと八重は安堵の呟きと共に、改めて俺の力が如何に強いかを理解させるために一刀両断させたんだが誤算だったかな。三人娘のギルドランクは緑、一人前の冒険者として認定となる。

緑の依頼を受けようとしたが、たまには違う町のギルドで依頼を受ける事にした。そう提案したのはエルゼで、王都の冒険者ギルドに来たら廃墟に巣くう魔物討伐を選択した。

『にしてもこの廃墟は千年前の王都みたいだが、当時の王はここを捨てて新たな王都を作って今に至る訳か』

「穴だらけの城壁と石畳と建物、それと崩壊してる王城らしき瓦礫の山を見れば廃墟と言うより一種のゴーストタウンだな」

『魔物や魔獣が棲みついては冒険者が討伐してもまた棲み付くと言う無限ルームだなこりゃあ』

「そうならないために神の結界を敷く必要性がある。二度と近付かないようにするには魔獣や魔物が嫌う聖なる力でな」

皆が休憩してる間に俺は6対12枚の翼を展開、太陽光を集めて神の力を発動。人間には見えないが、ここら周辺に光の結界を張り外から来る奴らが来ないようにした。まあギルドにとってはデメリットかもしれんけど、無限ループから抜けるにはこれが手っ取り早い。

「相変わらずあの姿を見ると神様って感じはするわね」

「ですね〜今光属性の魔法を使ってるようですが、私にも分からない事をやってるんだと思います」

「一刀両断できたのも一真殿が持つ剣によって、だけど拙者には触らせてもらえないでござる」

「そりゃそうだろう。これは俺だけしか触れないようにしてあるし、いつもアクセサリー化させてるから触れられないよ。光の結界で外から来る奴らは来れないようにしたが、ここに王家の財宝か封印された魔物がいれば面白いんだが」

「それは無いと思います。国を滅ぼされたのではなく遷都しただけだから宝も全て持って行ったはずです」

まあそうだろうが言ってみただけで、実際封印された魔物がもしドウター絡みだと面白くなってくるのだが。すると通信機から連絡があったので耳にはめる。

「どうした?」

『微弱ではありますがドウター反応があります』

「と言う事は封印された魔物がいるのか、とりあえず索敵はしてみるか」

『こちらからやりましょうか?』

「いやいい。こちらからやった方が面白味がなくなる」

財宝か魔物かドウターか、どっちでもいいが面白くないとこの世界に来た意味がない。この通信はトレミーからで常に俺らを見てるが、プトレマイオス神国と言う国が存在してるから着艦スペースや
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