暁 〜小説投稿サイト〜
異世界は神皇帝と共に
第1巻
ギルドの初登録と初依頼×全属性の魔法とデザート作り
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うと思った。ここでは無い料理だから俺以外の者は知らない様子、冷蔵庫や冷凍庫もない世界なんだっけ。

代わりとして氷を使って冷やせる事が出来るならそれで、作り方も分かるので俺はその場で材料を書き始める。ミリリットルとグラムはここだと別名らしいので、まずはアイス作りからスタートとなった。

材料を準備してもらってアエルさんは俺の手の動きを見ながら真似して調理していく。アイスを作りフルーツをカットして皿に盛りつけをし、焼き菓子をトッピングすれば完成。俺が試食しても美味しかった。

「・・・・とても美味しい!」

「何だいこれ!冷たくて甘くて美味しい!」

「美味しいです!」

「ま、こんなもんだろう。氷の魔法さえ使える人がいれば問題はない、女性受けや甘い物が好きな者でも食えそうだから新メニューとしては充分過ぎるぐらいかな」

「はい!ありがとうございます!チョコレートパフェ、使わせてもらいますね」

「チョコレートパフェから派生するデザートのレシピも書いといた、それも使ってもらえると嬉しい」

アイスクリームや焼き菓子も作れば女性受けにピッタリだから、アエルは早速自分で一から作りたいと言って自分の店に戻る。後々になってギルドから戻ったエルゼが話を聞いて食べられなかった事を不満爆発、だから空間にあるエルゼの分をその場で出してみた。

「超美味しいじゃない!これがチョコレートパフェ、こんなの作れる一真はどんだけなのよ!」

「俺は何でも出来る者なのでね、料理スキルも持ってるから道具と材料さえあれば何でも作れるよ」

空間から物を出すのも無属性魔法か?と聞いてきたリンゼにそれは違うと言っといた、空間から物を取る行為は魔法ではなく能力に近い。正しくは空間切断によるもんだが、今ここで言う事ではない。なお料理スキルが別名『女殺し』なのに落ち込まないのは手を抜いただけだ。
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