第1巻
ギルドの初登録と初依頼×全属性の魔法とデザート作り
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の質も」
「つまり魔法使いに向いてるって事よ、アンタは。私も絶対に見た事がないぐらいだもの」
外で放出して正解、宿屋に着くと夕方なので魔法に関してはまた明日になった。本来ならリンゼに読み書きを教えてもらう事なのだが、俺には端末があるし書いた文字が変換される機器も持っている。
俺がよく使う日本語もこの辺りだと俺しか使えない文字、多分イーシェン辺りなら使えそうかもしれないが俺はそこ出身じゃないのでスルーとなって自室に戻る。夕食も済んだが、暇なのでドライグを外に呼び出した。
「やっと外へ出られたが、ここが新たなる物語か」
「まあな。空間に夕食の断片を取ってきたが食うか?ドライグ」
「おうよ。ところで相棒の出身がイーシェンとされてたがマップで言うとどこなんだ?」
「イーシェンは・・・・ここから東だな、それも大陸の果てにある島国は俺らの知る日本と変わらないのかもしれん」
スマホを投影型機器にセットして見てたが、明日はリンゼによる魔法適性の続きだから早めに寝た。次の日はギルドの依頼をエルゼに任せて俺とリンゼによる魔法講座、エルゼはやる事が無いので一人で出来る仕事に行ったらしい。
「リンゼ、昨日の続きをやろうか。魔法には属性があるとか」
「よく知ってますね。全部で七つの属性があり、火・水・土・風・光・闇・無、ちなみに私は火・水・光の三つが使えますが、他四つのは初級魔法も使えません。火属性が得意で光属性は苦手です」
「この地に来てから魔法を知ったから独学で学んだよ。光は神聖魔法で治癒魔法も使えて、闇は主に召喚魔法だったか」
「はい。契約した魔獣や魔物を使役する事が出来ます。無は特殊な魔法でして、個人のみ使える魔法が大半です。お姉ちゃんの身体強化もこの属性です」
無属性魔法以外は魔力と適性と呪文が揃って発動するが、まだ適性が分かってないフリをして他の魔石を触れて無詠唱でやってみると全ての魔石に反応が出た。当たり前だけど俺は魔法が使えるのは分かってた事だから。
魔力で生み出された水や炎は大きすぎて威力を調整する必要性を感じさせる、黄色は土で緑色は風と各属性に色が付いていて無以外の属性が使える事を改めて確認を終えた。
「凄い、六つも属性が使える人は初めて見ました。私は三つ使えますがそれでも珍しい方だったので」
「実際無詠唱で使えるってのが分かったからいいとして、無の魔石はどう使うの?」
「特に呪文が決まってなくて本来なら魔力と魔法名だけで発動しますが、一真さんは無詠唱で発動しますから」
「エルゼの身体強化は【ブースト】だっけ?他だと【パワーライズ】や【ゲート】とかもあるんだろ」
筋力増加の【パワーライズ】に遠くに移動できる【ゲート】が珍しいとか。エルゼはこの二つは使え
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