第1巻
ギルドの初登録と初依頼×全属性の魔法とデザート作り
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すると?」
「簡単に言えばそう言う事だが、俺の戦闘スタイルについては後々分かるとしてさっさとこれを持って帰ろうぜ」
十匹仕留めた証拠として一角獣の角を持ち帰るが、持っていた剣で斬り落として空間に入れて届ければミッションコンプリート。森を抜けて再度ゼロに乗り町の前まで、俺らはその足でギルドに立ち寄り報酬を受け取る手続きする事に。
「はい、確かに一角獣の角が十本、ですが五匹分多い気がしますが」
「本来なら五匹分の報酬となるがこれを」
「・・・・なら報酬分を上乗せ致します、ギルドカードの提出をお願いします」
二人のカードを差し出すが、俺のカードはまだ出さないで専用機械をスタンバイした。受付嬢はカードの上に判子のようなもんを押し付けるが、アレは依頼ランクによって押される判子。
カードに押された判子の情報が蓄積されてランクアップして色が変わる仕組み、初心者は黒だそうで黒・紫・緑・青・赤・銀・金の順に上がる。俺の番が来たのでカードを置くが専用機器に接続された端末に判子情報を打ち込んでからタッチ。
「それではこちらが報酬の銅貨十八枚ですが、こちらの方の報酬は既にお渡ししましたので。これにて依頼完了となります、お疲れ様でした」
「一真の分は?」
「俺のは貰ってるから二人で分けてくれ、それより初依頼成功って事で軽く食事でもしないか?」
二人で八枚ずつ分けてからギルドを出て質問された、夕食には早いが車で二時間が往復で一時間であろうとも戦闘後は腹が減る。町中にある喫茶店に入り、軽く話した後に質問してみた。読み書きは端末通してるから問題無し。
「リンゼ、魔法って適性があれば使えるの?」
「魔法、ですか?確かに生まれ持った適性によって大きく左右されます。適性がない人は何をやっても使える事はありません」
「適性があるかどうか調べる方法は無いの?」
俺の質問にリンゼは腰のポーチから魔石を取り出す、正直俺は魔法を使えるがこの外史でも使えるかまだ分からない。魔石ってのは、魔力を増幅したり蓄積や放出が出来る。ちょうど手の平サイズなら適性があるか判断できる。
「お姉ちゃんは、水の魔法を使えない代わりに魔力による身体強化魔法が使えます。逆に私は身体強化魔法が出来ませんし、身体強化魔法にも適性が必要なのです」
「なるほど、破壊力の源はそこから来てるのか。魔力は誰でも持っていても適性が無ければ力を使う事が出来ない訳ね、ここでやってもいいけど嫌な予感するから外出ようか」
姉妹は疑問符だったが、喫茶店から外に出て青い魔石を持って魔力を流すと大量の水が出たからだ。
「一真さんがなぜ外に出たのか理由は分かりましたが、魔力量が桁違いに大きかったとしか。こんな小さな魔石を触れて無詠唱なのに・・・・魔力
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