第七千三百七十六話 ケーキ発祥の国
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第七千三百七十六話 ケーキ発祥の国
ハンガリーはドイツのデザートであるケーキを見てセーシェルににこにことして言いました。
「やっぱり女の子はこれよね」
「ケーキですね」
「そう、ケーキは女の子の友達よ」
食べるそれだというのです。
「ドイツさんはこれよ」
「まさにですね」
「ケーキがないと」
それこそというのです。
「駄目って思ってね」
「注文されたんですね」
「だから二人で食べましょう」
にこにことしたまま言うハンガリーでした。
「オーストリアさんのザッハトルテも美味しいけれどね」
「ドイツさんもお菓子好きなんですね」
「コーヒーも頼んでるから」
こちらも忘れていません。
「一緒に楽しみましょう」
「わかりました、ただビールの後でケーキは」
ジャガイモやソーセージやアイスバインの後で、です。
それはちょっと違うのではないかと思ったセーシェルでした、ですがケーキの魅力には勝てないのでした。
第七千三百七十六話 完
2018・11・2
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