第七千三百七十五話 サンボとコマンドサンボ
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第七千三百七十五話 サンボとコマンドサンボ
ロシアの格闘技といえばサンボです、ロシアの上司の人が達人であることで有名な格闘技なのですが。
そのコマンドサンボについてイタリアが言いました。
「道着と半ズボンでする場合と迷彩服でする場合があるね」
「サンボとコマンドサンボがあるんだ」
ロシアもこう答えます。
「要するにね」
「コマンドサンボは軍隊格闘技だね」
「だからかなり怖い技もあるよ」
軍隊格闘技だけあってです。
「普段絶対に使ったら駄目な技もあるんだ」
「そうした技はご禁制だな」
ドイツも言います。
「戦場でもないとな」
「だからコマンドサンボの演舞でも危ない技は出さないから」
見せて真似をする人がいたら大変だからです。
「そこはちゃんとしていくよ」
「それがいいね」
「殺人術は見せない方がいい」
二国もその通りだと答えます。
かくしてコマンドサンボの演舞は穏やかなものでした、もっとも床やコンクリートの上で投げ技を使うとそれだけで殺人技ですがそんなことは奈良県の中学校の先生しか使いません。
第七千三百七十五話 完
2018・11・2
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