機動戦士ガンダム
2215話
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「俺はちょっとあの研究所の中を見てみたいから、様子を見てくる。MSは空間倉庫に収納すれば問題はないしな」
そう告げ、ラルとシーマの返事を待たずにイフリートのコックピットから出る。
それなりに激しい戦闘ではあったが、MSには特に損傷らしい損傷もない。
近接格闘用とはいえ、高機動型であるというのが見事に組み合わさった形……と言ってもいい戦いだったからだろう。
ただ、ショットガンは近距離用の武装としては使いやすいが、遠距離を相手にするにはザクマシンガンのように普通の射撃武器を欲しいとも思う。
この辺はこの先、要改良といったところか。
もっとも、ザクマシンガンの類は持とうと思えば持てるらしいので、単純に武器を持たせればいいだけという話な気もするが。
「ラル、シーマ。多分もう少しすればサイド6の警察機構……もしくは軍隊とかがやって来ると思うけど、出来れば穏便に頼む。ここで俺達がサイド6の連中を殺したりしたら、ルナ・ジオンにも非難の声が飛んでくる事になるからな。……セイラも望まないだろうし」
『分かっている。姫様が望まない行動を儂が取ると思うか?』
「思わないけどな。ただ、今回の一件はジオン公国が非人道的な実験をやっているってのを知らしめる為には必要な行動だ。だから、万全を期したいんだよ」
そう告げ、俺は触っていたイフリートを空間倉庫に収納し……そのまま、量産型Wの魔法によって穴が空いた研究所に向かって歩き出すのだった。
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