第七千三百七十四話 朝ビールでないけれど
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第七千三百七十四話 朝ビールでないけれど
セーシェルはリッターのジョッキでビールを五杯程おかわりしてからハンガリーにこんなことを言いました。
「ビールもこれだけ飲みますと」
「酔うわよね」
「これがドイツさんの楽しみ方ですね」
「お酒のね、何しろね」
ハンガリーも赤ら顔で言います。
「ドイツさんだけじゃなくて欧州って結構ね」
「結構?」
「朝から飲んでるから」
ビールはというのです。
「ドイツさんは朝食欲がないと生卵入れて飲むしね」
「それは痛風一直線ですね」
「とにかくドイツさんはビールよ」
モーゼルワインがあっても第一はこのお酒だというのです。
「だから私達もこうして飲んでるのよ」
「リットル単位で何杯も」
「今の私達みたいに」
「そういうことですね、じゃあ食べものも食べましたし」
今回も完食でした。
セーシェルもハンガリーも今度はデザートとなりました、ドイツ料理のデザートも楽しもうというのです。
第七千三百七十四話 完
2018・11・1
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