第六章
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がら話した。今日の肴は鰹のたたきだった。
「日本はこれからもな」
「ああ、正しい道をな」
「歩んで欲しいぜよ」
「そのことを願うぜよ、露西亜との戦に勝って共産主義者もおらんようになった」
そうして今もあるからだというのだ。
「ならこれからもぜよ」
「正しいままでじゃな」
「あって欲しいんじゃな」
「そうぜよ、その日本をずっと見守るぜよ」
笑って言ってだ、そしてだった。
龍馬は二人と共に酒を飲んだ、その酒も肴の鰹も実に美味かった。日本の味がそこにあった。
龍馬の言葉 完
2018・4・18
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