第五章
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殿もそう思うな」
「ではその連中にだ」
「言ってくれ」
「日本と露西亜の戦争で明治皇后に言った様にな」
「わかったぜよ」
龍馬は鬼達の言葉に頷いた、そうして彼等がその罪を責められているところに来た。見れば彼等は舌を抜かれ切り刻まれ地獄の虫達に攻撃を受け食われていた。
苦しみ抜いて殺されるがすぐに蘇り同じ責め苦を受ける、その繰り返しの中で彼等は必死に助けを求めていた。「助けてくれ!」
「どうして私達が地獄に落ちるの!」
「もう死にたくない!」
「俺達が何か悪いことをしたか!」
「何でこんな目に遭うんだ!」
彼等は泣き喚き叫んでいた、そうして自分達がしたことを他人のせいにし反省もせず自分達の行動を無理にでも正当化していた。
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