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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2213話
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真似を普通ならするのだが……このフラガナン機関の情報が正しいのであれば、そのような悠長な真似をしている暇がないのは事実だ。
 また、ルリとラピスの集めてきた情報である以上、これが間違いではないという確信が俺の中にはある。

「そう。……アクセル、それでこれを私に見せてどうしろと? 何か腹案があって来たのでしょう?」
「腹案って程に立派なものじゃないけどな。簡単に言えば、そのフラナガン機関を襲撃してみないかと思ってな」
「……随分と強行的な意見ね」
「そうか? なら、このまま悠長に証拠集めをするのか?」
「いえ、アクセルの案で行きましょう。すぐに人を集めて作戦の立案に入るわ。アクセルは……どうするの?」
「当然、俺も行く。フラナガン機関でやってる事は胸糞悪いが、それでも俺達の役に立つだろう情報とか資料とかが残ってるだろうし、何より俺としてはイフリートをきちんと使ってみたい」
「まさか、それが目的ではないでしょうね?」
「正確には、それも目的というのが正しいな。ニーズヘッグは、色々な意味で有名になりすぎた。これからは、使うのは限られた時になる可能性が高い。そうなると、やっぱり他の機体にも……特にこのUC世界で活動するのなら、MSに慣れておいた方がいいしな」

 そう告げると、セイラの視線に若干の呆れが混ざる。
 とはいえ、セイラも俺がMSの操縦をすれば相応の強さを持っているというのは知っている為か、それを拒否するような事はしなかった。

「好きにしなさい。アクセルの協力が得られるのなら、こちらとしても文句はないわ」

 あっさりとそう告げるセイラ。
 セイラにしてみれば、俺という戦力を得られるのは損にはならないと判断したのだろう。
 実際、その考えは決して間違っている訳ではない。
 イフリートというピーキーな機体ではあるが、それを俺が操縦する事により、間違いなくその辺のザクとは比べものにならないだけの能力がある。
 一応、ジオニック社の方でも高機動型のザクとか、地上戦闘用にグフとかを開発しているらしいが……果たして、今回それらの機体が出てくるのかどうは微妙なところだろう。
 フラナガン機関の研究所は、ジオン公国の中でも非常に機密度の高い研究所だ。
 勿論いざという時の為に防衛用のMSくらいは用意しているだろうが、新型の機体とかを用意すれば、どうしても目立ってしまう。
 そうなると、やはり通常のザクとかが一番可能性としては高いと思うのだが……あ、でもいざって時はもう研究所を放棄したりといった事をしなければならない可能性を考えると、新型が用意されていてもおかしくはないか?
 もしくは、MSでは目立ちすぎるのを考えると、MSではなく戦闘機とか戦車とか、そっち系で備えているという可能性も否定は出来ない……かも?
 そん
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