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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第43話 結成、美食連合軍!コカビエルをぶっとばせ!
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に広がっていった。


「どうだ、これが俺と……」
「私のツープラトンです!」
「お、俺は……この世界の頂点に、立つ者……がはぁっ!!」


 俺達がコカビエルを離すと奴は地面に大の字で倒れ伏せる。もう立ち上がることは無いだろう。


「終わったな……」
「やりましたね、イッセー先輩!」


 倒れ伏すコカビエルを見る俺に、小猫ちゃんが勢いよく飛びついてきた。


「私達、本当にコカビエルに勝てたんですね!」
「ああ、これも小猫ちゃんや皆のお陰だな」
「そんな……イッセー先輩がいてくれたからですよ」
「それでも一人じゃ勝てなかった。ありがとうな、白音」
「にゃ!?……はにゃ〜ん?」


 俺は彼女の頬にキスをして小猫ではなく白音として彼女にお礼を言った。すると彼女は顔を真っ赤にして幸せそうに抱き着いてくる力を強めた。


「イッセー君!」
「おっと」


 そこにイリナも駆け寄ってきて俺に抱き着く。そして他の皆も傍にやってきた。


「良かった!私、イッセー君が死んじゃったんじゃないかとずっと怖かった……でも生きていてくれたんだね!」
「約束したからな、グルメ界の事をちゃんと話すって。それに……」
「それに?」
「……大切な幼馴染を死なせたくなかった。それだけだ」
「えっ……?イッセー君、それって……」
「イッセー先輩、アレを見てください!」


 俺はイリナの質問に答えようとするが、傍にいた小猫ちゃんがコカビエルの方を指差して何かを伝えようとしていた。


「ぐっ、がぁぁぁぁっ!?」
「な、なんだ?」


 コカビエルは苦しそうに胸を抑えて絶叫を上げていた。俺は直にコカビエルの元に向かい状態を確かめる。


「おい、コカビエル!何があった!」
「あ、あいつめ……俺をハメやがったな……!?」
「質問に答えろ!」


 俺はコカビエルに何が起きているのか聞くが、奴は俺の声は聞こえていないようで苦しそうにしている。


「アーシア、コカビエルを回復してやってくれ!このままじゃ死んじまうぞ!」
「わ、分かりました!」


 アーシアはコカビエルに回復の光を使うが一向に回復する様子はなかった。


「駄目です!回復が効きません!」
「一体何が起こっているというの……?」


 アーシアは回復が効かないと苦難の表情を、リアスさんは何が起こっているのか分からないという表情を其々浮かべていた。


「コカビエル、一体何があったんだ!お前にグルメ細胞を渡した奴は一体誰なんだ!?」
「……あ……ああ……ジョ……」


 俺はせめてコカビエルに何とか黒幕の事を聞き出そうとした、だが奴は何かを呟く前に身体が灰になってしまい跡
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