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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第43話 結成、美食連合軍!コカビエルをぶっとばせ!
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「ああ、何とか生き返ることが出来たよ。皆を守れずに死ぬわけにはいかないからな」
「私、信じていました。イッセーさんは負けないって……だから頑張れたんです」
「アーシア……」
俺を信じていたと言い微笑むアーシア、そんな彼女が堪らなく愛おしくなりそっと抱きしめた。
「暖かいです、イッセーさんの温もりが伝わってきます……」
すると信じられない事が起きた、アーシアの体から淡い光が出るとその光がアーシアの体にあった傷を癒し始めたんだ。
少しするとそこには傷一つない綺麗な体のアーシアが存在していた。
「これは一体……?」
「もしかしてアーシアの神器『聖母の微笑み』がパワーアップしたのか?」
「はい、きっとそうです。イッセーさんの私への想いが神器を強くしてくれたんです!」
神器は使用者の想いで強くなると聞いたが、ここでその奇跡が起きてくれるなんて思わなかったぜ。
「でもこれなら皆を助ける事が出来そうだ、なら早速……」
「あ、あの……」
「うん?」
皆を連れてこようとすると誰かに声をかけられる、声がした方を見てみるとそこにいたのはソーナ会長だった。
「生徒会長か、俺になにか用か?」
「いえ、その……傷は大丈夫なんですか?」
「俺は平気だ、今から皆を連れてきて回復させる」
「あ、なら私にも何かお手伝いを……」
「心遣いは感謝するよ。でも大丈夫だ、直にすむから」
「えっ……?」
困惑する生徒会長を今は無視して俺は立ち上がる、そして残像が残る速さで倒れていた小猫ちゃん、朱乃さん、祐斗、リアスさん、ルフェイ、テリー、ゼノヴィアを瞬く間に連れてくる。
「は、速い!?今兵藤君が何人にも見えましたが……」
「アーシア、回復を頼む」
「はい!」
アーシアは頷くと癒しの光を全員に与えていく、前までは一人ずつしか回復できなかったが今はまとめて回復できるようになったのか。
「……あら、ここは?」
「わたくし達は一体?」
「傷が治っているだと?」
目を覚ました皆はそれぞれ違う反応を見せる、どうやら無事に回復できたみたいだ。
「皆無事みたいだな、良かったぜ」
「ッ!?イッセー!貴方無事だったのね!」
「ええ、何とか死なずにすみました。心配をかけてしまい申し訳ないです」
「良かった、イッセー君が無事で本当に良かった……」
俺を見たリアスさんが驚きの声を上げ、横にいた祐斗は安堵の表情を浮かべた。
「イッセー先輩!!」
「イッセー君!!」
「うえ〜ん、師匠〜!!」
「ワオン!!」
すると小猫ちゃんと朱乃さん、そして涙を流すルフェイが俺に抱き着いてきた。
急に抱き着かれたの
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