323部分:第二十一話 これが恐れその十三
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うしたことは考えていなかった。そのうえで彼等の話を聞いていた。
そしてだ。王は応えるのだった。
「はじまり。はじまりは」
「そうです、はじまりです」
「ですから是非共」
「そうですね。はじまりならば」
そのはじまりはどうかとだ。王は話していく。
「その後の幕に相応しいはじまりでなくてはなりませんね」
「ですからブリョンスキーさんはいいかと」
「陛下のそのはじまりにとっても」
「ローラ=モンテス」
王はふとその女優、祖父であるルートヴィヒ一世との関係でバイエルンを騒がした彼女のことを話した。その彼女のことをである。
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