機動戦士ガンダム
2212話
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ある程度許容されるというだけであって、出来れば実弾を使った訓練とかそういうのはやらない方がいいらしいのだが。
「これで宇宙でも使える機体なら、宇宙空間でショットガンを使ったりとかも出来るんだけどな」
「コロニーの中なら、地上とそう変わらない環境でMSを動かす事が出来るんですけどね」
「あー……けど、何の理由もなくコロニーを攻める訳にもいかないだろ」
親ジオン派のコロニーもあれば、連邦側のコロニーも存在する。
もしくは、サイド6のような中立のコロニーとか。
だが、向こうから敵対してきたのならともかく、何の理由もなくコロニーに攻め込むのは色々と不味い。
ジオン公国とは表向き戦争状態になっているのを考えると、サイド3とかは攻めても問題ないんだろうが。
とはいえ、ジオン軍は今でこそ優勢に戦争を進めているが、このまま時間が経てば経つ程に不利になっていく。
それを考えると、ここで俺達が手を出すのは将来的に見て、色々と不味い気がしないでもない。
何より、既にジオンはグラナダをニーズヘッグによって落とされている。
その時のダメージは相当なもので、今のところはジオンに攻撃をするという選択肢は存在しない。
となると……いっそ、UC世界じゃなくてどこか他の世界で訓練をしてみるか?
それこそ、マブラヴ世界ならまだ荒れ果てた場所も多いから、ショットガンとかを使っても結構平気そうな気がする。
あ、いやでも、マクロス世界の技術を使って、現在テラフォーミングされてるんだったか?
まぁ、その辺は後でしっかりと考える事にしよう。
「取りあえず、ショットガンの方の調整も頼む」
「いや、調整と言われてもですね。実際に撃ってみないと詳しい調整は出来ませんよ? 出来るとすれば、調整じゃなくてクリーニングとか、そういうのになりますし」
「取りあえずはそれでいい。何をするにしても、実際に使おうとした時に動かなかったりしたら、殆ど意味はないしな」
「……まぁ、アクセル代表がそう言うのであれば、こちらもそれに従いますが」
そう言ってくる技術者に機体を預け、俺は格納庫を出る。
格納庫の中では、ヅダの組み立ても行われているが……多分、これ幸いとイフリートのデータとかも使われてるんだろうな。
元々ツィマッド社からの贈り物である以上、それは別に構わない。
いや、寧ろ良い部分はどんどん吸収して、ヅダの完成度を高めて欲しいとすら思う。
ぶっちゃけ、イフリートの関節部分とかは、ヅダにとってもかなり参考になるだろうし。
一応ヅダの関節部分はルナ・チタニウムを使っているので、以前とは比べものにならないくらい頑丈になっている。
だが、それでもフレームの剛性の問題とかもあるし、それだけで安全……って訳じゃないんだよな。
そ
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