第一章
[2]次話
射水市のご当地キャラクター
富山県射水市応援キャラクター『イミズちゃん』、イミズちゃんこと海王いみずはこの立場でいつも富山県射水市の為に働いているが。
市役所の人にだ、イミズはある日こんなことを言われた。
「最近富山県も、ですね」
「前からだけれどね」
市役所の人はイミズに真剣な顔で答えた。
「新潟、金沢、岐阜とね」
「他の県に囲まれていて」
「気が抜けないよね」
「そう言われますと」
イミズも否定出来なくて真剣な顔になった。
「どうにも」
「そうだよね」
「どの県にもですね」
「そう、絶対にね」
市役所の人は考える顔でさらに言った。
「負けられないよ」
「何処にもですよね」
「何処も強敵だね」
結論から言えばそうなるというのだ。
「正直言ってね」
「ううん、そう思いますと」
「富山そしてこの射水市もね」
「頑張っていくべきですね」
「これまで以上に努力しないと」
「富山県にしても」
「何もしないではよくないよ」
周りの県に対して、というのだ。
「だから何とかしたいけれど」
「それで私にですね」
「今相談しているんだ」
それでというのだ、市役所の人はイミズと市役所の食堂で食べながら話をしている、イミズは通っている高校から市役所に来て話を聞いているのだ。食事はご馳走になっている。
「この通りね」
「そうですね、ここは」
「ここは?」
「もう思い切って派手に宣伝します?」
「具体的には」
「富山の可愛い娘を出すとか」
イミズは市役所の人に考えつつ話した。
「最近流行りのご当地アイドルとか」
「じゃあもう決まりだね」
「決まりっていいますと」
「だってイミズちゃん最初からじゃないか」
それこそとだ、市役所の人は自分の目の前にいるイミズに告げた。
「富山県射水市応援キャラクターなんだし」
「だから私もですね」
「うん、応援キャラクターとして」
射水市応援キャラクター、それにだ。
「やっていこう、市としてどんどん宣伝するから」
「協力してくれるんですね」
「県にも話しておくよ」
富山県にもというのだ。
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