暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の謎
316部分:第二十一話 これが恐れその六
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
王はまた話した。
「プロイセンに反発しても何の意味もない」
「何もですね」
「時代の流れは統一に向かっている」
 そのだ。ドイツのだ。
「ならばだ。それに従うしかない」
「しかし陛下」
「わかっている」
 ホルニヒの言うことを先に言ってみせたのだった。
「それは議会や国民から反発を受けるものだな」
「それは宜しいのでしょうか」
「それもわかっている」
 まただ。悲しい目になって話す王だった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ