316部分:第二十一話 これが恐れその六
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王はまた話した。
「プロイセンに反発しても何の意味もない」
「何もですね」
「時代の流れは統一に向かっている」
そのだ。ドイツのだ。
「ならばだ。それに従うしかない」
「しかし陛下」
「わかっている」
ホルニヒの言うことを先に言ってみせたのだった。
「それは議会や国民から反発を受けるものだな」
「それは宜しいのでしょうか」
「それもわかっている」
まただ。悲しい目になって話す王だった。
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