2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
終焉1
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相手は倒れだした。
奴が倒れた瞬間
俺の身体にともっていた炎の気配が消え去った
男は立ち上がり、先ほどの狂気の目ではなく
芽が正気になったようだ。
そう思った瞬間そいつは振り返り何かを唱えだした。
「これは誰にも渡さない」
そう言って本を手元に取り寄せ破り捨てて倒れた。
倒れた瞬間男は、灰になり何も残らなかった。
灰の中から2つの菱形の青白い宝石が出てきたので、俺は封印をしてティアの中に入れた。
「綾・・・終わったの?」
「どうしたの綾君」
「まだだ、出て来いよ!」
前髪ぱっつんの少女がベッドから出てきた瞬間
俺の危険信号がレッドゾーンで警報出していた。
アリサは気づいていないようだが、すずかがすごい冷や汗を出していた。
「あんたもあの男に捕まってた・・・」
「アリサ、下がってろ」
俺はアリサの言葉を強い口調で遮って命令をした。
「もう少し芝居に乗ってくれても良いと思うんですけどねぇ」
そう言った瞬間俺にすごいプレッシャーを与えてきやがった。
「ん、まぁ良いでしょう、よくあそこから出てこれましたね
綾さん」
「俺の名前を」
「それはもう、なぜならあなたの名付け親でもありますから」
「てめえは一体」
「今回はイレギュラーですよ、まさか綾君が来るとは思いませんでしたからね、
だから少しだけ早く趣向をしたんですが、私は結構楽しめたから良いんですが」
「俺の質問を」
「あれ、気づいてないのですか?
まぁその方がいいと思いますよ
そうそう、これから普通の方法で私の情報は入りませんから、
さて、ここの結界は解いておきますよ。
そうそう綾君
ご褒美に一つだけ教えておいてあげますよ
君にこの先安息はずっとは訪れませんよ
では皆さん、またいつか混沌が這いよるときまで」
そう言いながらぱっつんの髪の少女は俺たちの前から消え去った。
その瞬間俺は座り込んだ!
そして気づいた。
俺はすごい汗と気力だけで立っていたという事実を・・・
魔力などを持たないアリサはそこまで気づいてはいなかったのだが
すずかも女の子座りで座り込んでしまっていた。
今のままじゃ先ほどの奴と戦ったら、戦いにならずに塵となるだろう
もっと強くならないといけない
俺たちが上に上がって玄関に来たら、関係者全員来てくれた。
さざなみ寮の人や恭也や忍と言ったメンツが
俺は軽く説明をしてから前かがみになって倒れた。
館の屋根の上に先ほどの少女が綾たちを見ていた
「やっぱりやせ我慢してたみたいですね
このジュエルシードで何か遊べるような気がするね
実は3つあったんだよね
さてと、哀れな女の方に遊びに行こうかな
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