第二章
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「こんないいことないわよ」
「甘いものって糖分が言われて健康にはって言われるけれど」
「ずんだ餅はとても身体にいいから」
「こんないい宣伝要素ないから」
「私だってね」
ずん子はそのずんだ餅を食べつつ友人達にも薦めながら話した。
「いつもずんだ餅を食べてよ」
「健康よね」
「私達もそうだけれど」
「ずんだ餅を食べてね」
「本当に健康よね」
「この要素をもっと出して」
そうしてというのだ。
「日本の他の地域の人達に知ってもらって」
「世界にもね」
「それでもっともっと人気のある食べものにして」
「目指せ秋葉原」
「あそこにお店をオープンよね」
「そうよ、その為にも」
夢を掴む、秋葉原というそれの為にというのだ。
「ここは頑張っていきましょう」
「もっともっとね」
「そうしていくことね」
「まだまだ努力する」
「そうすべきね」
「ええ、是非ね」
こう言ってだ、実際にずん子はずんだ餅の宣伝にさらに努力していった。そうしていると地道にではあるが。
ずんだ餅はさらに人気が出た、それでここで友人達はずん子に追加の宣伝効果として彼女に提案した。
「これまでずんだ餅ばかりだったけれど」
「ずん子ちゃんも出てみたら?」
「ずん子ちゃんがポスターに出るのよ」
「ずんだ餅を持ってね」
「私がなの」
皆の提案を受けてだ、ずん子はきょとんとした顔になって応えた。
「ここは」
「そう、ここはね」
「ずん子ちゃんが出るのよ」
「ポスターにね」
「そうすればいいのよ」
「その発想はなかったわ」
真面目で純粋なずん子にはだ、もっと言えば周りにしてもここにきてようやくこの宣伝方法に気付いた。
しかしだ、気付いたからにはだった。ずん子にしても。
「それじゃあね」
「それでやってみるのね」
「ずん子ちゃん自身がポスターに出る」
「ネットでも抱いていて気に宣伝する」
「そうしてくれるのね」
「それがずんだ餅の人気につながるなら」
それならというのだ。
「是非ね」
「よし、それじゃあね」
「頑張ってね」
「ポスターにも出てね」
「あと動画もね」
「どんどんやってくわ」
時分も出ていくとだ、ずん子は友人達に答えて実際にだった。
自分がずんだ餅を持ってポスターに出たり動画でずんだ餅を食べて宣伝をした、そうするとだった。
人気がこれまでとは比較にならないまでに出てだ、ずん子も驚きを隠せずに友人達に対して言った。
「いや、まさかね」
「こんなに人気が出るとか」
「夢にも思わなかった」
「そうだったのね」
「何でこんなに人気が出たか」
不思議で仕方ないといった顔での言葉だった。
「ちょっとね」
「まあそれはね」
「ずん子ちゃんが出てるからよ」
「ずん子ち
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