随筆三十四:ターゲットはひとつ!?
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
<i7210|41810>
七夏「どれがいいかな♪」
心桜「ん? お菓子のキャラクターチャームか・・・どれかって事は候補が複数あるって事!?」
七夏「はい☆ えっと、これとこれと、こっちと、あっ、これもいいな☆」
笹夜「七夏ちゃん楽しそう♪」
七夏「くすっ☆」
心桜「カタログパンフレットを見るのは楽しいからね!」
七夏「はい☆」
心桜「でも、全部揃えるのは結構大変だからね〜」
笹夜「ええ♪」
心桜「笹夜先輩はフルコン派ですか?」
笹夜「フルコンって何かしら?」
心桜「フルコンプリート! 全種類集める事!」
笹夜「いえ、ほしいのがひとつあればいいかしら?」
心桜「あたしは全種類集めようとする派かも!?」
笹夜「ほしいのが当たるまで何回か買って、結果的に全て集まった事はあります♪」
心桜「おお! ほしいのが最後に当たるヤツですか!?」
笹夜「ええ♪」
心桜「それ、いいパターンだね!」
笹夜「出来れば、最初にほしいのが当たってほしいですけど・・・」
心桜「もし最初に当たったら、それ以降は買わなかったりします?」
笹夜「そうね♪ でも、ほしかったのと仲良しさんが他にあったら、それが当たるまで続けてしまうかも知れません」
心桜「どういう事です?」
笹夜「仲良しさん同士、チャームでも一緒の方がいいかなと思いまして♪」
心桜「なるほどね〜。でも買えば買うほどダブる率も上がるからねぇ・・・」
笹夜「その問題がありますから、なかなか難しいですね」
心桜「福袋とか、元々何が入ってるか分からない物もあるけど、笹夜先輩はそういうの買わなさそうですね」
笹夜「確かに、福袋は買った事がありませんけど・・・」
心桜「けど?」
笹夜「美夜が・・・」
心桜「みやっちかー。なんとなく分かる!」
笹夜「それで、美夜ったら、要らないのを私にくれたりするのですけど・・・」
心桜「けど?」
笹夜「私が気に入ったと思ったら、おこずかいを要求してきたりします」
心桜「あはは! 売りに来るとは! 流石みやっち!」
笹夜「なんと言えばいいのかしら?」
心桜「でも、笹夜先輩の好みの物を、みやっちが見つけてくれたと考えればいいんじゃない?」
笹夜「まあ♪ 心桜さん!」
心桜「わわっ! すみませんっ!」
笹夜「どおして謝るのかしら?」
心桜「いや、みやっちサイドの意見だったから」
笹夜「私は、今の心桜さんの考え方、素敵だと思います♪」
心桜「え!?」
笹夜「確かに、私は福袋を買わないですから、美夜が居ないと福袋の中身を手にする機会も無いですので、素敵な出会いには感謝かしら?」
心桜「そうですね! でも福袋の中身の大半が要らない物だったりして」
笹夜「その辺りが問題なのです」
心桜「ま、選べるだけいいと思います!」
笹夜「え
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ