第四十話
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帝都
新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)
部屋には三長官
軍務尚書
エーレンベルク元帥
統帥本部総長
シュタインホフ元帥
宇宙艦隊司令長官
グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー元帥
そして呼んでもいなかった....
師匠こと、国務尚書
リヒテンラーデ候
「同盟と言う名の卵の殻の中では既に嵐が吹き荒れています」
「なんの嵐だ」
三長官に師匠は!
「国家の超過債務です」
「国の借金か?」
「そうです。今回の進攻作戦前に同盟領の医薬品に食料を買い付け帝国に持ち込みました。その備蓄品を研究し既に我が軍の他に民間にも安値で販売してます」
「うむ、それは陛下から聞いている。お主の父が言っておったらしいが?」
「はい、同盟領の食料は軍事に対しては十分にとは行かなくても問題に成らないストックがありますがしかしです!
民間では地味に値上げされてきています。小麦等の備蓄地には稀に火災や爆発これは私個人の組織が行いました」
四人は目を見張った!
目の前にいる若者が既に同盟領にかんして先制攻撃を加えている事にだ。
それに今言った事以外にも話はあるのだろうが!
「話を続けてくれ」
四人は真剣に話を聞き始める事になる。
「最初から話します。部下を....我が家の『草』を使い食料や医薬品を目だないように買い付け、同時に資本会社の株を静かに密かに分散して買い集め、」
「まて!草とはなんだ」
「分からんぞ」
「『草』とは何世代も前から同盟領に潜み静かに暮らして居る者や、会社を立ち上げたり他にも色々と機密情報を流して来てます」
「そうか、お前のロルフの情報源がそこか、それにしても良いのか重大な機密を我々に話しても?」
「問題有りませんね、このメンバーなら外には漏れません。帝国の重鎮中の重鎮ですからね。でも口外は無用ですよ。陛下とグリンメルスハウゼンの義祖父が知っています。」
「無論だが陛下も?」
「はい、最初から知っています。我が家は門閥貴族や軍務系貴族等は関係無く陛下の時の皇帝にだけ使えていますので.....」
「...........」
四人は静かに話の催告をしていた。
「株価を操作し今は最底辺にはで落ちています。食料は全て事が起きた時には炎の中に消える事でしょう。それにそもそも食料自給率が八割に落ち込んでいます。
ではと、帝国の食料をフェザーン自治領を通じて運んでいます。
これは長い間に食料地の破壊活動をしてきた結果です」
「そこまでにしかし....なぜ気がつかない同盟が」
「気がつかないようにしてきました。生産率
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