暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスコアガール 前世がゲームオタクの俺がラブコメを展開するのは間違っている件
確かみてみろ!!
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戦はしながらもベガを倒してエンディングまで到達した。

「どうだ。ザンギのエンディングはシュールだろ。ザンギのエンディングはロシア大統領と一緒にコサックダンスを踊るんだぜ」

「確かにシュールだね。ゴルバチョフ大統領がコサックダンスしてるなんて」

ザンギのエンディングを見て日高も苦笑いだ。ゲームクリア後には吹雪も収まって雪が少し降っている程度になった。そこから俺達は自分の家に帰宅する事になった。

「どうだ日高。初めてゲームをやった感想は?」

「うん。何か凄いとしか言えない。でも、私は後ろで見ている方が好きかな」

「そうか。でも俺は少し残念なんだよ。あそこの駄菓子屋のおばちゃんが歳で、もうすぐ店を閉めちまうんだよ。小学生の頃から世話になったおばちゃんだから元気つけに出来るだけ通ってはいるんだけど」

「……そうなんだ」

日高の表情が微笑んだように思えた。何でだろう?

「矢口君って本当にゲーム好きなんだね」

「まーな。俺がゲームをやらない何て選択がない程にな」

「あーいうゲーム機械なら私の家にあるよ」

「本当か?何があるんだよ」

日高の話を聞く限りだと家が商店で親父さんがゲーム機の導入を決めたそうだ。日高はゲームタイトルを知らないが、断片的な内容だが、聞く限りは俺が知ってる名作が沢山あるそうだ。しかも日高の家の場所が俺の家から比較的に近い。日高の家に行く理由が増えたなと俺が言うと、日高がまた微笑んだように俺は思えた。

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