暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスコアガール 前世がゲームオタクの俺がラブコメを展開するのは間違っている件
確かみてみろ!!
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子以上に発育したとある部分を含めて、同学年の中でもトップクラスの美女だが、あまり目立たない大人しい性格と人付き合いが苦手な事もあってクラスではあまり目立っていない。俺も同じクラスの女子で名前を知っている程度だけど。

「直ぐに書き終わるから」

「そうして。私も早く帰りたいから」

一人だと時間も気にしないで書いてればいいけど、流石に日高がいるとは思わなかったから急いで書かねえと、流石に俺のせいで帰りが遅くなったら悪いしな。

ーーー。

「まさかここまで吹雪くとは……すまん日高」

「ううん。私は気にしてないよ矢口君」

気合で反省文を書いて遠野先生に提出して何とか認めさせた。だけど誤字がある事を指摘されて何回もやり直しをさせられたけどな。しかしようやく反省文を提出して帰る頃は凄い吹雪で、とてもではないが家まで自力で帰れるレベルじゃなかった。

「これは自力で帰るのは無理だな、なあ、近くに俺の行きつけの駄菓子屋があるけど、そこに避難しないか日高」

「え、でも買い食いしていいのかな?」

「気にすんなよ。どうせこんな吹雪の中で生徒指導の先生が巡回するわけねえだろ」

学校の規則を破って大丈夫なのと気にする日高。しかし、雨具もないまま吹雪の中を帰るのもキツイ事もあって日高も俺の案に乗ってくれた。

吹雪く中を歩いてキツかったが、行きつけの駄菓子屋の戸塚商店にたどり着く事が出来た。

「ここのおばちゃんは基本的に優しいからしばらく居ても平気だぜ日高」

「私。駄菓子屋来るの初めて」

「マジで!?」

「買い食いは校則違反だよ」

そこまで真面目だったのかよ。校則違反でも少しくらいは良いという気も起きなかったのか。確かに日高は基本的に真面目で評価されてる女子だもんな。そのせいで人付き合いが微妙で、あまり男子や女子からも声をかけられていないで目立たない存在だったからな。

よし、少し趣向を凝らして見るか。

「駄菓子屋のお菓子は安くて俺達のような学生の財布にも優しい。だけど一番に戸塚商店に俺が足を運ぶ理由は何だと思う?」

「わからない。何で矢口君」

「そいつはアーケード筐体があるからだ」

テーブルタイプのアーケード筐体が二つある。そのゲーム内容は既にスーパーが出てる中で二作前のバージョンのスト2ダッシュと、馴染みがあるファイナルファイトが遊べるからだ。

「スト2は三回もバージョンアップが行われてるんだぜ。特にダッシュはスト2人気に更に押し上げた名作なんだぜ」

ストリートファイター2ダッシュ。初代ストリートファイターがリリースされて一年後に登場した初のバージョンアップ版である。前作以上に対戦ゲームとしての側面を重視しており、ゲームバランスの調整、初代では不可能
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