暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスコアガール 前世がゲームオタクの俺がラブコメを展開するのは間違っている件
確かみてみろ!!
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スメートの一人が、俺がゲーセンに入り浸っているとチクられて先生に目をつけられて、言い訳を言っても逃れる事も出来ずに放課後に反省文を書かせられている。
「矢口君。いつも先生は言っていますよね。盛り場に行ってはいけませんと何度も言っているのに……とにかく反省文をちゃんと書いて提出するまで返しませんからね」
「へーい」
「ちゃんと返事をしなさい」
「はーい」
現在に至る。周りの連中がクスクスと笑っている声が聞こえるぜ。反省しようにもどうやってかけばいいのやら。ゲーセンに行くこと事態は別に後悔も反省も俺はしてないからな!(キリ!!)
「本当に反省してるの?(冷静な表情からの怒気)」
「してますよ(棒読み)」
顔に出てたかな。これから心を読まれないように気を付けよう。
クラスの連中は皆帰宅するか部活動を始める為に教室を次々と後にする。
「ハルオ。帰らないのか?」
「無理無理。反省文を書かないと帰れないんだよ」
「はは、ゲーセン狂がたたっちまったな」
「まあ、こうなる覚悟もあってゲーセンに行ってたけどな」
俺に話しかける男子生徒は宮尾光太郎。容姿端麗に聡明な性格と成績も優秀という非の打ちどころがない男子でクラスの人気者だ。中学一年の時から同じクラスで、何故か知らないが互いにウマがあったのか友人関係になった。ゲーム病とも言えるほどにゲームにのめり込んで、学校の成績も可もなく不可もなくな微妙な俺と如何して友人関係になってるのか、クラスの女子達から理解不能という評価をもらっているが、それでも女子達の人気は凄い。そのせいで男子から嫉妬もされているがな。
「ゲーセンに行くのもいいけど、たまには俺とも遊んでくれよ。付き合い悪いぞ」
「悪い悪い。今度の日曜日はお前のリクエストに応えるよ」
「絶対だからな」
「いいから帰れよ。女子達がお前を待ってるぜ」
俺は宮尾にそう呟く。教室は俺しかいなくなった。何か学校の教室って何故か知らないが、普段が賑やかなせいか静かなぶん独特な雰囲気があって若干恐怖があるんだよな。そんな事より、はあ〜この反省文を書き終わる頃にはだいぶ遅くなってるからゲーセンに行くのは無理だな。
そもそも地元の駅前ゲーセンで俺が入り浸っている事がバレたからしばらく行けねえな。ゲームの種類も豊富で対戦の人数もそこそこ多いから結構気に入ってたゲーセンだったんだけど。
「はあ〜明日からまた隣町まで行くしかねえかな「あの〜」うお!」
一人かと思ったら後ろから声をかけられたビックリした。後ろにいたのは俺と同じクラスメートの女子の日高だ。
「早く教室を閉めたいんだけど」
「今日の日直は日高だったな。悪いな」
日高小春。端麗な顔立ちと同世代の女
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