機動戦士ガンダム
2208話
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い。
「色々と厳しいけど、よろしく頼む。……お前達の改修したヅダが、ザクを倒して……そして恐らくは連邦軍が開発してるだろうMSも倒して、となればちょっと面白い事になると思わないか?」
「連邦軍がMSを? ……それは事実ですか?」
俺の言葉が予想外だったのか、技術者は驚きの表情を浮かべてそう尋ねてくる。
そんな技術者に対し、俺は当然だと頷きを返す。
「MSの有効性は、それこそジオン軍がザクでこれでもかと示したし、ルナ・ジオン軍が月を占拠したり、俺が1機でグラナダを落としたりもした。そう考えれば、連邦軍がMSを開発しないという選択肢は有り得ない」
連邦軍の中には、間の抜けた……それこそ無能と呼ぶべき存在が多いのは事実だが、だからといって有能な人材がいない訳でもない。
レビルやゴップなんかは、その最たる例だろう。
特にレビルは、MSがどれだけの強さを持っているのかをはっきりと自分の目で確認している。
そして、北米や南米でゲラートが何度か捉えた、ザク同士の本気の戦闘。
これらの事を考えれば、連邦軍がMSの開発をしているというのは既にほぼ確実だろう。
とはいえ、コンピュータに一切のデータを保存しないといった風にアナログな手段の為か、ルリやラピスでもその証拠を確認する事は出来なかったのだが。
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