第五章
第50話 害虫
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? その自信の根拠は?
――まあ、いいか。
俺も余計なことに頭を使わないほうがいいだろう。
「じゃあ、また明日な」
「うん……」
少年が若干名残惜しそうに回れ右し、立ち去ろうとする。
「あ、そうだ。カイル」
「?」
呼び止めると、首だけこちらに回した。
「心配してくれてありがとう」
「……」
今度は体ごとこちらに向け、じっとこちらを見る。
「……ん?」
「オレ、やっぱり今日はこっちで一緒に寝る」
「うぇえ?」
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