第10話 敵の欺き方
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「さて、ここから立ち去るにはどうするか」
「まぁ、単純に姿消したら執行に追いかけてくるだろうし」
「あそこは疑わしきは罰せよだからな。死んだことが分かるまで追いかけてくるだろうな」
ウイスキーの名を持つ3人が真剣な顔をして考える。
『ふむ、小細工なら俺に任せてくれれば問題ない。』
「それは、どうやって行う?生半可な細工だと奴の目はごまかせないぞ?」
「まぁ、特にジンはなぁ」
「そうですね・・・・」
相変わらず険しい顔をしている3人を尻目にアッシュは表情を崩さない
『そこは心配するな。俺を誰だと思っている。細工の希望を聞いておこうか』
@俺が死体を偽造しそれを写真に撮り組織に見せる
Aこの建物自体を爆破する
『どっちがいい?』
3人がとった選択とは
ここはセーフハウスの1室である。
アッシュはフィオーレから他の国に任務で行くために必要だと思った場合、数を数えきれないほどのセーフハウスを持っている。
『・・・で、事情を聞かせてもらおうか。ここまで協力しといて危険だからと拒むのは許さないから』
「・・・・実は」
アッシュは細かく組織について聞き出す
『酒の名前のコードネームと黒を基調としていること以外は謎に包まれた組織か・・・・』
「あぁ、俺たちが組織に潜入してからそれなりに立つがまだ判明するには至っていない」
「アッシュさんも黒の組織を見ても深追いはしないでください」
釘をさしておくことを忘れない。
「ところで、スコッチ。君はこれからどうするんだ。アメリカに来て証人保護プログラムを受けてみないか」
「何を言ってるんだ赤井!!アメリカなんか行かせるわけないだろう!!」
すかさずかみつく降谷
「アッシュはどう思う?」
諸伏はアッシュにアドバイスを求める。なぜかアドバイザーみたいになってしまった。
『・・・・・俺としてはどちらもおすすめしない』
「何故です。日本警察所属なわけだからこちらに来るのが普通でしょう」
『落ち着け。ところで、ばれた理由はわかっているのか?』
「いや、まだそこまでは・・・・・・てまさか!!」
「・・・・・・・日本警察に裏切られたのか、俺は・・・・・」
顔を青ざめる
「大きな組織に属している以上ないわけではないが・・・・・」
赤井も思わず顔をしかめる。
『ただの奇遇ということもある・・・・が、理由が判明してない以上馬鹿正直に戻るのはおススメしない』
「では、俺の意見は」
『FBIの方はもっと単純だ。承認プログラム
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