暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2205話
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という枕詞が付くが、セイラはアムロより優れたニュータイプの筈だ。
 俺と接触しただけで全員がそれだけのニュータイプ能力に覚醒出来るのであれば、それこそルナ・ジオンはニュータイプだらけになっていても、おかしくはないし。

「思っていたよりも、ニュータイプ能力者ってのは、少ないのかもしれないな」

 もっとも、この先においてニュータイプ能力者が今まで現れた事がないのを考えると、セイラ達の世代が最初のニュータイプなのかもしれないが。
 もしくは、もっと前にニュータイプがいても、単純にそれが表に出てこなかっただけなのか。
 その辺りの理由は俺にも分からないが、ともあれ、現状でセイラ以上のニュータイプがいるとは、到底思えない。
 ……まぁ、セイラのニュータイプ能力の覚醒は、俺との接触という意味で半ば反則染みていたしな。
 そんな風に考えていると、扉がノックされる音が聞こえてくる。
 扉の外にある気配は……アンリか。
 恐らく、ルナ・ジオン軍についての何らかの報告があってやって来たのだろう。
 セイラの入ってもいいという声に、アンリが部屋に入り……

「な……なあああああああああああああああああああっ!」

 俺の姿があるのを見てか、アンリの口から大声が発せられる。

「2人で一体、何を……姫様!」

 そう叫ぶアンリの視線の先にあるのは、俺……ではなく、俺とセイラがテーブルの上で手を繋いだままでいる光景だった。
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