暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica24とある母親の覚悟〜Mother's love〜
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終わってしまう。

≪クリスとの連絡が繋がったよ〜≫

“フォーチュンドロップ”がそう言った直後、モニターが展開されて『はい、ヴィヴィオです。アリシアさん、何かありました?』ってヴィヴィオが映った。ヴィヴィオの顔を見られたことで心底ホッとした私とフェイトちゃんは「ヴィヴィオ〜♪」って手を振った。

『なのはママ、フェイトママ!』

するとヴィヴィオも笑顔になって手を振り替えしてくれた。今通信していても大丈夫か聞いてみると、『うん。夜ご飯を食べた後での休憩中だから』って言って少しモニターから引いた。

『『『『こんばんはー!』』』』

『こんばんは。なのはお母様、フェイトお母様、アリシアさん』

『こんばんはです!』

モニターの外からコロナちゃんとリオちゃんとイクスちゃん、それにアインハルトちゃんとフォルセティが顔を出した。あの子たちとも「こんばんはー!」って挨拶を返す。アリシアちゃんが「フォルセティがハーレム築いてる」ってボソッと漏らした。ルシル君もチーム海鳴で唯一の男の子だったし。フォルセティも将来はいろんな子にモテて苦労するのかな・・・。

「ヴィヴィオ。その、今日はどんな調子だった? ザンクト・オルフェンでその・・・最後の大隊が現れて・・・あの・・・」

フェイトちゃんが言いにくそうにしていると、ヴィヴィオが『わたし達、その場に居たの』って耳を疑うような言葉を言った。聞けば買い物をルーテシアやリヴィアと一緒に終え、その後に憧れのインターミドルのトップファイターであるヴィクトーリア選手とハリー選手たちと過ごした後に、先ほどニュースになっていた大隊の襲撃があったとの事だ。

『アリサさんとティアナさんが、ルシルさんやアイリ、トリシュさんの手で倒されるのを見ちゃって・・・』

『ちょっと、というか・・・かなりショックだったよね』

ヴィヴィオとフォルセティは2人のことをよく知るからこそ、模擬戦での撃破じゃなくて本当の戦闘での撃墜でショックを受けてしまっていた。どう言って慰めようかって頭をフル回転させてるところで・・・

『でもだからこそ、わたしは強く思ったの。わたし、アリサさん達のような無理やり最後の大隊に入れられて戦わされる被害者をこれ以上出さなせない・・・』

伏せられてたヴィヴィオの瞳が私たちに向けられた。紅と翠の瞳に宿るのは断固とした意思。これから何を言うのか判らないけど、たぶん・・・ヴィヴィオを止めることは出来ない。

「待って、ヴィヴィオ。無理やり入れられたってどういうこと? アリサ達が大隊に入った原因が判ったの?」

『えっと・・・』

『捕まえたアリサさんとティアナさん、それにミヤビさんを、教会本部へ移送される前にお父さんが調べたんだけど・・・。その時にお父さん達が、ア
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