暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica24とある母親の覚悟〜Mother's love〜
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†††Sideなのは†††
仕事を終えて自宅に帰って来ると、玄関に2人分の靴が綺麗に揃えられて置かれてた。そっか、今日は・・・。私も靴を脱いだ後に揃えて、リビングへと向かう。そして「ただいま! フェイトちゃん、アリシアちゃん!」って、キッチンでお料理をしてる2人に挨拶した。
「おかえり、なのは♪」
「おかえり〜! シチューそろそろ出来るよ〜♪」
「うん、ありがと、アリシアちゃん。私も何か手伝うよ」
ジャケットを脱ぎながらそう言うとフェイトちゃんが「大丈夫だよ。先に着替えてきたら?」って気遣ってくれたし、アリシアちゃんも「うがい手洗いも忘れずに♪」ってお母さんみたいな事を言われちゃったし、「はーい♪」笑顔で応えて洗面所へ向かう。うがいと手洗いを終えて、私室で私服に着替えてからリビングに戻る。
「良い香り〜♪」
「冷めないうちに食べよう、フェイト、なのは」
「「うん!」」
テーブルに着いて「いただきます!」と手を合わせて、フェイトちゃんとアリシアちゃんの作ってくれたシチュー、生春巻き、バターライス、サラダを談笑しながら美味しくいただく。
「楽しい食事中にしていい話題じゃないかもしれないけど・・・。今日、ザンクト・オルフェンで仮面持ちが出たって話を聞いたんだけど、シャル達からはなんの連絡も無いの? フェイトママ、なのはママ?」
「うん。シャル達からの連絡はないよ。ヴィヴィオから、護衛としてシャルとルミナとトリシュの3人と一緒に、お友達のみんなとお買い物に行くっていう連絡は貰ったけど・・・」
「フェイトちゃんと同じく。メールや通信も繋がらなくて・・・」
何かがあればシャルちゃんかルシル君から連絡が来る手筈になってる。便りが無いのは良い便りなんていうことわざがあるけど・・・。まぁシャルちゃんとルミナさんとトリシュさんっていう過剰戦力とも言える護衛が側に居てくれるんだし、たとえ襲われても返り討ちにしそうだし。
(それでも不安はあるし、心配はしちゃうよ。だってママだもん)
「そっか〜。じゃあ今度は私が連絡してみようか・・・?」
アリシアちゃんがファンデーションケース型へと形を変えた“フォーチュンドロップ”を、アリシアちゃんの座ってる椅子の背もたれに掛かってるハンドバッグから取り出した。
「クリスにも通信機能あったよね、なのは?」
「うん、メール機能も搭載してるよ」
「オッケー。ドロップ、セイクリッドハートに通信をお願い」
≪ほーい!≫
“フォーチュンドロップ”がヴィヴィオの“クリス”に通信を繋げていると、テレビの映るニュース番組から・・・
『本日、ミッドチルダ北部ベルカ自治領・ザンクト・オルフェンに、最後の大隊の構成員およそ18名が現れました
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