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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
ギルドに行ってみた-3
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そんなこんなで俺は転移魔法を使って、都市近郊の森の中にやってきた。
事前にあまり変な場所に行っても、ということで、遠距離を映像としてみる魔法を使い周囲を確認すると、都市に近い場所の森の中に小さな泉を見つけた。
その周辺には俺たち三人が現れるのにちょうどよさそうな砂地もあった。
だからそこに転移して、何食わぬ顔で都市の方に向かう。
そして入り口で入場料の支払いと、ちょっとした身体検査を受けるが、
「! SSSランクの、エリカ様……」
といったようにエリカの実力と、貴族という身分のおかげでそこまで俺達は調べられたりせずに都市に入る事が出来た。
だから中に入ってすぐにエリカに、
「エリカのおかげで助かったよ。まさか身体検査にあんな時間がかかるとは思わなかった」
「ええ。私もよ。どうも以前よりも厳しくしているみたいね。……何かあったのかしら」
エリカがそう呟く。
何かがあったのか? というその言葉にルーシーが反応した。
「そのあたりの情報、後で集めましょう。そう、その情報を集めるために久しぶりの都市でのお買い物!」
「ルーシー、この前、他の都市に来たのは一週間前だぞ」
俺が冷静に突っ込みを入れるとルーシーが、
「でもせっかく都市に来たんだから色々見て回りましょう! 都市には、他の地方のものが沢山流れて一大集積地になっているわけですし」
「あ〜、はいはい、ではギルドで登録したら、いつもの食べ歩きツアーと行きますか」
「ユウスケ、分かってるぅ!」
そう言って俺はルーシーと片手で手を合わせて軽く拍手をする。
子気味のいい音を立てているとそこでエリカが呆れたように、
「そんなに都市に魅力ってあるものなの?」
「それはもう。ずっと見ているばっかりだし?」
ルーシーがいつも以上に嬉しそうにそういうのを見てエリカが、気づいたらしく、
「その、申し訳ありません」
「いえいえ。あ、謝るくらいなら都市を案内してほしいな。可愛い服のお店とか?」
「分かりました。では、ギルドの件を終えてから、め……ルーシーの生きたいところを私がご案内します」
「本当! ユウスケ、本日の予算は!」
そこで俺の方にルーシーが聞いて来たので、俺は少し考えてから、
「エリカ、魔王を倒した報酬は一部俺達ももらっていいのか?」
「もちろん! むしろほとんど渡してもいいくらいだわ。私の目的はあいつらに報酬を渡さないことだし」
「じゃあ三分の一づつで。ルーシー、無駄使いはあまりしないようにしろよ」
それにルーシーは元気よく、はーいと答えている。
そしてルーシーは早くギルドに行きましょうと言ってエリカに道案内をお願いする。
といった出来事から一分後、俺達は都市の冒
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