266部分:第十八話 遠く過ぎ去った過去その十六
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「彼がいなくては」
バイエルンにとってはなのだ。王のそのワーグナーへの寵愛はだ。
まさに悩みの種だった。しかしだ。
「陛下はワーグナー氏から離れなれない」
「ではやはり」
「また国庫から金を好きなだけ使う」
「何でも自分の作品の為だけの劇場を造るつもりらしいしな」
「そんな話は聞いたことがない」
そのだ。一人の音楽家の作品を上演する為だけの劇場などはというのだ。
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