機動戦士ガンダム
2200話
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れ、本職――シェリルはともかく、フィリオの本職は技術班の技術者だが――の2人がそう言うのであれば、恐らくそういう事なのだろうと、俺も納得するしか出来ない。
「それで? 結構シェリルとぶつかってるって話も聞いたけど?」
「あー……うん。それは否定しない。アクセルからも何か言って……いや、アクセルが何か言ったら、それはシェリルの味方をしそうだな」
「そうか? ……まぁ、その可能性も否定は出来ないかも」
俺の趣味として、シェリルのライブのような今風の方が好みだというのもある。
もっとも、今風と何度も言ってるが、それはあくまでも俺がそう感じてるだけであって、実際には今風とかではない可能性もあるのだが。
何より、幾つもの世界が存在する以上、今風と言われてもそれがどの世界の今風なのかといった問題もある。
……それと、可愛らしいよりも色っぽい方が好みというのもあって、それは否定出来ない。
「だろ? だから、まぁ……その辺はこっちで話して決めるよ。ああ、そうだ。そう言えば水中用MSを出す演出をして欲しいって言われてるんだけど……どう思う?」
「……なるほど」
誰がフィリオにそんな要望を出したのかは分からないが、その狙いは分からないでもない。
ルナ・ジオンが所有するハワイには、これだけの種類の水中用MSがあるのだと、そう示したいのだろう。
ハワイの住民の中でも、ルナ・ジオンに好意的であれば頼もしさを覚えるだろうし、敵対的な相手であれば、それだけの水中用MSがあるのかと怖がるだろう。
もっとも、敵対的な相手がシェリルのライブに来るとは、ちょっと思えないが。
そんな風に考えつつ、俺はフィリオとシェリルの2人と話すのだった。
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