第54話 地下遺跡を探索せよ
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よ。ほら、フィルもお世話になったし兄として改めてお礼を言わないとって思っただけで……」
「さっきここに来た魔獣がクローゼ君を攻撃しようとしたけど、リート君がお姫様抱っこで華麗に助けていたよ。いやぁ、あれは見物だったね」
「オリビエさん!?」
ハブられた意図返しかオリビエがさっき起きた事を教えてくれた。
ふーん、お姫様抱っこか、クローゼは本物のお姫様だしさぞかし絵になる光景だったんだろうね。クローゼも思い出したのか顔を赤く染めているし。
「流石はリートだ、その手の速さには呆れを通り越して尊敬の意が出てくるほどだ」
「良かったねリート、クローゼをお姫様抱っこ出来て」
「二人とも、待ってくれ。これは違うんだ」
絶対零度の視線をリィンに浴びせるわたしとラウラに、リィンは必至で言い訳を続けていた。
「み、皆さん?どうされたんですか?」
「あわわ、何だか不穏な空気が漂ってきたよ」
「よく見ておくんじゃぞ、ティータ。ああいう男には気を付けるようにな」
「若いというか何というか……」
「いやぁ、これも青春だね?」
そんなわたし達の様子を見ていたクローゼ達は様々な反応をしていた
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