第七十五話 霧の都その五
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も格闘戦の出来ない魔術師がな」
「それは出来る筈がないですが」
それでもともだ、順一は言った。
「噂ではです」
「ああ、ここで勝ち続けているっていうな」
「しかも一人で」
「うむ、そうなのである」
ここでだ、一行の傍にいた身なりのいい茶色の口髭をワックスで固めてカイゼル髭にしている男が言ってきた。その身なりは十七世紀のイギリス貴族のもので首にあるカラーがエリマキの様に目立っている。
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