第6章:束の間の期間
第177話「異質なナニカ」
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。あ、そろそろ魅了を解いた人達の所へ戻った方がいいわよ?魅了を掛けていた張本人に対する殺意が爆発してもしらないわよ」
「……あっ」
「そういえば、皆に任せっぱなしだったな……」
鈴の言葉に三人は思い出させられる。
なのはやアリシア達に任せっきりで、随分と時間を置いていた。
『つ、司!何人か、鬼の形相で神夜を探しに行こうとしてるんだけど!?』
「言った傍から!?『で、できるだけ止めて!すぐにそっち行くから!』」
直後にアリシアから伝心が掛かってくる。
話題に上がった瞬間に来たため、司は慌てて部屋へと向かう。
「二人とも!……あ、あと鈴さんも、暴走しようとしてる人たちを止めるの手伝って!」
「案の定かよ!?」
「落ち着く暇もないわ……」
「なんだか、巻き込まれてばかりね」
司は帝たちにも声を掛け、アリシアたちがいる部屋へと急いだ。
つい先程の事で悩んでいたのが嘘かのように、帝達も急ぐ。
……尤も、別の事で考える暇がない方が、奏にとってはいいのかもしれない。
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