第四十六話 受験が終わってその二十五
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「先輩明日ですよね」
「明日推薦入試ですよね」
「頑張って下さいね」
「合格して下さいね」
「ええ、頑張ってくるわね」
私は同じお部屋の娘達ににこりと笑って応えました。
「そうしてくるから」
「それで合格したらですよね」
「天理大学にそのまま進学されるんですよね」
「そうよ、宗教学科に行ってね」
そうしてです。
「おみちを勉強させてもらうわ」
「ですよね、私もそうですけれど」
一年の娘が言うにはです。
「先輩教会の人ですから余計に」
「私も家が大教会の役員さんですし」
二年の娘もでしあ、この娘は兵庫の方の大きな大教会の娘で家族単位で大教会に代々住み込んでいます。
「やっぱりおみちは勉強させてもらわないといけないですから」
「だから二人共よね」
私は両方の娘に言いました。
「高校を卒業してもおみちを学んでいかないといけないのよね」
「はい、大学か本部勤務か専修科かわからないですが」
「大教会で伏せ込ませて頂くかも知れないですけれど」
「まだまだお仕込みしてもらってです」
「勉強していかないといけないです」
「そうよね、そう思うから私もね」
本当にこの辺りは私なりに真剣に考えています、少なくともそのつもりです。
「ちゃんとね」
「大学に進学されて」
「そうしてですよね」
「まだまだ勉強させてもらうの」
あと四年です。
「それからは実家に戻ってね」
「実家の教会継がれるんですね」
「そうされるんですね」
「まだ若いから」
教会を継ぐのはまだ先です。
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